ラ・フォル・ジュルネ新潟 「熱狂の日」音楽祭2010
211 アンヌ・ケフェレック、シンフォニア・ヴァルソヴィア、ジャン=ジャック・カントロフ
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2010年5月1日(土) 10:15  新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
 
アンヌ・ケフェレック(ピアノ)
シンフォニア・ヴァルソヴィア
ジャン=ジャック・カントロフ(指揮)
 
 
J.S.バッハ:チェンバロ協奏曲第5番ヘ短調 BWV1056

ショパン:ピアノ協奏曲第1番 ホ短調 op.11

(アンコール)
ヘンデル:メヌエット
 

 本日最初のコンサートです。土曜日ということもあってか、客席はかなりの入りです。3歳以上入場可であり、老若男女で賑わっていました。チケット購入時に席は選べなかったのですが、指定された席はCブロック中央の良い席でした。演奏は昨夜と同じカントロフ指揮シンフォニア・ヴァルソヴィアですが、ピアノはケフェレックです。

 最初は弦楽だけでの小編成で、バッハです。昨夜の演奏では印象の良くなかったオケですが、すばらしいアンサンブルで見違えるようでした。ケフェレックは楽譜を見ながらの演奏で、メガネをかけての演奏でした。
 続くショパンは編成が大きくなりましたが、演奏は万全とはいきません。昨夜よりアンサンブルが良いように感じましたが、イマイチという感想です。このオケは小編成でバロックを演奏するのが得意なのかも知れません。

 ケフェレックはプロフィールを見ると年齢は高いはずですが、遠目で見ると小柄で、キュートな容姿が素敵でした。詩情あふれる演奏に心引きつけられました。アンコールも胸に染みました。

 このように、演奏はすばらしいものでしたが、さすがに幼児も多数いる客席はざわめき、落ち着かない子供たちが散見されました。感動に水を差すようでしたが、これは初めから予想されたこと。じっと我慢して演奏に集中しようと努力しました。まあ、お祭りですからね。
 

(客席 C7−33、2000円)