肌のトラブル

(ニキビ)

ニキビは「青春のシンボル」などと言われています。

直接の原因は、皮脂腺から分泌されるアブラで、出来る場所は脂腺や毛のう壁です。 この皮脂の分泌は男性ホルモンと密接な関係にあり、思春期に男性ホルモンが活発 になり皮脂腺が発育し瀕があぶらぎってきます。

皮脂腺から分泌される脂が、スムーズに毛穴から出ているうちはいいのですが出口 が塞がれるとニキビ菌にとっては絶好の住み家となり、どんどんと繁殖し炎症をも たらします。

また、やっかいな事に男性ホルモンが毛穴の出口を硬くする作用をも つており、皮膚は厚く毛穴は小さくなり脂はたまっていきます。


肌荒れを起こす大きな5つの要因をあげてみました。


(肌荒れ)

1・ 角質層内の水分不足一皮膚の分泌が少ないと、 角質層の水分が逃げてしまい水分量が20%以下で肌荒れ状態になります。

       

2・ 肌の表面に作られている、水分と皮脂とが混ざりあって出来た「皮脂膜」の混合バランスが崩れたとき。

3・ 皮脂膜のよごれ--さまざまなほこりや汚れが皮脂膜に付着します。 その中には刺激性のものも含まれています。

                     

4・ 酸に強くアルカリに弱い皮脂膜一皮盾は弱酸性が正常ですが、汗や脂性の皮膚ほど酸度が低く皮脂膜が弱酸性を保てなくなります。 また弱酸性の皮膚ですから、アルカリ性の物が肌に触れたりすると荒れたり、かぶれたりします。


          
(シワ)

十代の頃の肌は、表皮・真皮ともに厚く、皮下脂肪の発達もよいため、はり・つやの あるみずみずしい肌を保っています。ところが、年をとるごと逆のことが起こって きます。

まず、老化とともに表皮が次第に萎縮し薄くなり、そして真皮の線維構造が細く、 ねじれが甘くなり、配列が乱れてきます。

この部分は皮膚に弾力を与える大切な部分なのですが、老化現象や紫外線など様々 な原因で、皮膚はたるみ、だんだんシワがきざまれていきます。


                                    
(シミ)

シミの色素メラニン粒子は、皮膚細胞の核の上郡にベレー帽の様にのっています。

従って、角質がアカになってどんどんはがれ新細胞が順調に補充されている時は、 アカと一緒に皮膚の外へ放出されシミになるはずがないのです。

ところが、古い角質をためていたり、強い日焼けなどさまざまな原因でシミが残っ てしまいます。

         
(日やけ)

日光に絶えずあたっている皮膚は、利点もあり害もあります。

皮膚が赤くなったり、黒くなったりするのは紫外線が皮膚のどの部分まで通るかに よります。真皮の奥まで届くと、皮膚は発赤しメラニン増加をまねさます。

これはシミの原因につながり、また皮膚の構造を破壊しやすくシワの原因にもつな がります。程よい日光浴は大切ですが、強い日焼けは皮膚の衰えを早くします。

(かぶれ)

かぶれとは、外からの物質が触れることによって起きた皮膚炎症のこと。

症状は、皮膚のしゃく熱感、ほてり感を伴うのが特徴です。

単にポツポツと吹き出物が出たり、かさついたからといって「かぶれ」とは、 言えません。


1.刺激性接触皮膚炎

化粧品のかぶれの七、八割がこれに当たり、化粧品に 含まれる界面活性剤や保湿剤等によることが多い。

2.光壱性接触皮膚炎

刺激物質が触れた後、紫外線を吸収すると色素沈着が 生じ香水・オーデコロンなどによって起こる褐色の色 素沈着。

3.アレノレ千 ̄性反河穴

化粧品かぶれの二、三割がこれに当たり、香料・色素・ 防腐剤・殺菌剤・紫外線吸収剤によることが多い。

4.光アレルギー性接触皮膚炎

ある物質を塗ったあと、紫外線を吸収し、それが他の 物質に変化しておこる。特に男性化拡品に含まれる 物質、線香など。


アレルギー反応は、初めて接触して起こる事もあれば、毎日何でもなかっ のが突然起こる場合もあり、またその逆もあります。

これは特異体質の人だけ けがなるのではなく、ホルモンのアンバランス・体の異常・肌の抵抗力滅 ストレス体力の低下など、いくつもの原因がからみあっています。


(食事と肌)

うるおいのある肌は、毎日の食生活と深い関係。

バランスのとれた栄養が皮膚組織にいきわたり、適度な皮下脂肪が、はりの ある肌を保たせます。

煽った食生活は、肌のトラブルを引き起こす原因となりますので、毎日の食 事をチェックしてみてください。


(避けたい食べ物・酸性食品)

1.動物性たんばく質 〜肌が酸性に傾き、脂ぎった汚れた肌になる。

2.辛い物、刺激物  〜肌荒れの原因。

3.添加物の含まれた食品〜シミの原因。

4.大量の塩分   〜腎臓に負担をかけ、肌の黒ずみ、シミ、はりのない肌。

5.大量の糖分    〜ニキビ、吹き出物の原因。


肌がきれいになる食べ物.アルカリ性食品

1.タンパク質 〜皮膚細胞のコラーゲンづくりに 肉は避け、動物性なら魚介類、牛乳、赤身の肉なと゛ 植物性では大豆、豆腐など

2.ビタミンA 〜肌のツヤやハリを増す ニンジン、ピーマン、などの緑黄野菜。

3.ビタミンB  〜皮脂をコントロール レバー、ニンニク、シイタケ、卵、魚介類、なと゛

4.ビタミンC  〜シミやソバカスを防ぐ レモン、イチゴなどの果物、緑黄野菜など。

5.カルシウム 〜皮膚の新陳代謝を活発に海草類、ちりめんジャコなどの小魚類、牛乳なと゛


   


「チェック」

女性は男性よりシミができやすい!
※これは女性ホルモン(主に黄体ホルモン)の影響

「チェック」

・体内が酸性だと皮膚は弱く病気がち
・体内がアルカリ性だと、強くてじょうぶな皮膚。

「チェック」

            
肉・ハム・ソーセージ・酒類・米・パン・砂糖・ピーナッツ・チョコレートなど
   ※酸性・アルカリ性バランスよく食事をする事が一番!


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