直接の原因は、皮脂腺から分泌されるアブラで、出来る場所は脂腺や毛のう壁です。 この皮脂の分泌は男性ホルモンと密接な関係にあり、思春期に男性ホルモンが活発 になり皮脂腺が発育し瀕があぶらぎってきます。
皮脂腺から分泌される脂が、スムーズに毛穴から出ているうちはいいのですが出口 が塞がれるとニキビ菌にとっては絶好の住み家となり、どんどんと繁殖し炎症をも たらします。
また、やっかいな事に男性ホルモンが毛穴の出口を硬くする作用をも つており、皮膚は厚く毛穴は小さくなり脂はたまっていきます。
まず、老化とともに表皮が次第に萎縮し薄くなり、そして真皮の線維構造が細く、 ねじれが甘くなり、配列が乱れてきます。
この部分は皮膚に弾力を与える大切な部分なのですが、老化現象や紫外線など様々 な原因で、皮膚はたるみ、だんだんシワがきざまれていきます。
従って、角質がアカになってどんどんはがれ新細胞が順調に補充されている時は、 アカと一緒に皮膚の外へ放出されシミになるはずがないのです。
ところが、古い角質をためていたり、強い日焼けなどさまざまな原因でシミが残っ てしまいます。
皮膚が赤くなったり、黒くなったりするのは紫外線が皮膚のどの部分まで通るかに よります。真皮の奥まで届くと、皮膚は発赤しメラニン増加をまねさます。
これはシミの原因につながり、また皮膚の構造を破壊しやすくシワの原因にもつな がります。程よい日光浴は大切ですが、強い日焼けは皮膚の衰えを早くします。
症状は、皮膚のしゃく熱感、ほてり感を伴うのが特徴です。
単にポツポツと吹き出物が出たり、かさついたからといって「かぶれ」とは、 言えません。
これは特異体質の人だけ けがなるのではなく、ホルモンのアンバランス・体の異常・肌の抵抗力滅 ストレス体力の低下など、いくつもの原因がからみあっています。
バランスのとれた栄養が皮膚組織にいきわたり、適度な皮下脂肪が、はりの ある肌を保たせます。
煽った食生活は、肌のトラブルを引き起こす原因となりますので、毎日の食 事をチェックしてみてください。
2.辛い物、刺激物 〜肌荒れの原因。
3.添加物の含まれた食品〜シミの原因。
4.大量の塩分 〜腎臓に負担をかけ、肌の黒ずみ、シミ、はりのない肌。
5.大量の糖分 〜ニキビ、吹き出物の原因。
1.タンパク質 〜皮膚細胞のコラーゲンづくりに 肉は避け、動物性なら魚介類、牛乳、赤身の肉なと゛ 植物性では大豆、豆腐など
2.ビタミンA 〜肌のツヤやハリを増す ニンジン、ピーマン、などの緑黄野菜。
3.ビタミンB 〜皮脂をコントロール レバー、ニンニク、シイタケ、卵、魚介類、なと゛
4.ビタミンC 〜シミやソバカスを防ぐ レモン、イチゴなどの果物、緑黄野菜など。
5.カルシウム 〜皮膚の新陳代謝を活発に海草類、ちりめんジャコなどの小魚類、牛乳なと゛