珈琲の美味しい入れ方
まず、注ぐお湯の温度ですが、必ず沸騰させてから火を止め30秒から1分位置きます。そうすれば90度〜95度位になります。そのくらいが珈琲の美味しさを十分に引き出すのにちょうど良い温度です。 あまり温度が高すぎると、タンニンなどの抽出してはいけない成分が、早く出てしまうので渋みのある飲みにくい珈琲になります!ご注意ください。
珈琲豆の量は、少しぜいたくに一人前で15K〜18K使用しましょう。 豆は均一に粉砕されていること!これが大切なポイントです。粉の粗さでも濃さが変わりますので、いろいろ試してみると自分のオリジナルの珈琲になるとおもいます。 さて、ドリッパーにフィルターを密着させて敷き、お好みの粗さに引いた豆を入れます。その時、珈琲豆はふわりと入れて下さい。
さあ、いよいよお湯を注ぎましょう。基本的には、3回に分けて注ぎます。 1回目にお湯は、細い線で中心から円をかく要領で、ゆっくりやさしく粉全体にしみわたらせじっくりとむらします。基本的には、15秒〜20秒位ですが、この時間によっても濃いめになったり軽めになったり変わりますので、自分の好みに調整してみるのもとてもおもしろいです。 2回目にお湯は、粉の中心から自然な早さで円をかく要領で注ぐようにします。その時はなるべくはじまでは注がず、特にフィルターにお湯がかからないように注意しましょう。珈琲の渋みがおちることがあります。ちょうどいい具合に入りましたでしょうか? 少し量が足りないと思います。そうすればここで3回目を2回目と同じ要領で注いでください。
人数分がおちたらドリッパーに珈琲が残っていても最後まで落とさず、ドリッパーをはずして下さい。 砂糖やミルクをお使いの方は、そのままでは少しぬるいので溶けにくくなるおそれがあります。その時は火にかけ暖めましょう。しかし、暖めすぎると味が変わりますのでご注意ください。特に沸騰しますととても美味しくない珈琲になります!
これであなただけの美味しい珈琲が入りました。
お気に入りの味になりましたでしょうか!
さあ、心をこめて珈琲をたてていただければ
きっと満足のいく味が出せるものです。