車のスピーカーを交換したい

初版 20110302

最初はラジオだけだったのだが

車に乗り始めた当初はAMラジオばかり聴いていた。八代亜紀のCDを聴いていたら没入してしまい危うく信号無視しそうになったことがあるからだ。最近はだいぶ慣れてきて、CDをかけても運転がおろそかになることはなくなってきた。お気に入りはクラフトワークの「THE MIX」。AMラジオからCDに変わると音も気になってくる。カーコンポの設定を確認すると、高音と低音を強めにしてある。フラットにするとなんかスカスカな音。それでディーラーでいじってるんだな。ということでいいスピーカーに交換してみた。


フロントスピーカーを外す

FRONT SPEAKER

ホンダ ライフ JB1には左右のフロントスピーカーしかない。これもはめ込み式だろう。今回はスピーカーのパネル周囲をテープで保護してお好み焼きのこてを突っ込みカパッと外した。


FRONT SPEAKER

こんな感じに外れた。二箇所でネジ止めしてある。直径は10cm。短めのドライバーでないとフロントガラスにつかえてしまう。私は握力があるからいいけど、太くて短い+ドライバーがあれば楽。


FRONT SPEAKER

スピーカーは専用のコネクタで繋がっている。でもこれでは極性がわからないではないか。スピーカー側のコネクタはハトメで止めてあり外すこともできない。助手席側は特にケーブルが短く外すのもたいへん。


FRONT SPEAKER

パイオニア製でした。シングルコーンの4Ω、定格15W、MAX 30W。


FRONT SPEAKER

スピーカーの極性は電池で調べることができる。電池ボックスから+と−を端子に繋ぐとポコッとコーンが動く。前方向に動けば接続したとおりの極性。まあスピーカーの端子を下にして後ろから見ると左側が−、右側が+みたいですね。


TERMINAL

コネクタが外せないということは端子をハンダ付けして作ればいいのだ。ホームセンターで買ってきた平型端子、ちょうど4個あった。これを車の受け側に合うよう位置を調整してハンダ付けする。平型の端子幅が広くてコネクタに入らなかったので半分に削った。


KENWOOD KFC-1059S

こんな感じ。あとはコネクタの形状から極性を判断して接続し、ネジ止めしてスピーカーのパネルを閉じる。閉じる前にはちゃんと音出しして確認すること。


こうして苦労して繋いだスピーカーはKENWOODのKFC-1059S。10cmデュアルコーンフルレンジ、定格20W。付属のケーブル類も使わなかったし、残念ながらグリルは付けられなかったが、音質をフラットにしてもいい音が出るようになった。


というわけでエージングと称し駐車場で大音量でしばらく聴いていたのでした。近所の方ごめんなさい。




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