ネットワークドッキングステーションPCGA-DB8を中古2800円で入手したので早速繋いでみる。PCG-733本体はwin98にアップグレード済。事前にBIOSアップデートなどを済ませておく。製品別サポート情報 PCG-733を参照のこと。
ドック背面のポート(左) |
PS/2 MOUSE/KEYBOARD x2 USB x2 VIDEO DC-IN GAME MIC,LINE-IN,LINE-OUT |
ドック背面のポート(右) |
VGA MONITOR PRINTER SERIAL i.LINK200 x2 SCSI NETWORK |
さてドッキングさせてみたらPCI-PCIブリッジなどのドライバをC:\WINDOWS\INFから読み込んで設定が進むので付属CD-ROMなどいらないのかなと思っていたら、ドック側のIDEコントローラ "CMD PCI-0646 Bus Master PCI to IDE Controller"の子ドライブがMSDOS互換モードなので停止しましたと青い画面で通知。キーを押しても画面は真っ暗なままで進まない。強制電源オフ。
再起動したらハードウェアのプロファイルの作成が始まり、Dock1 Undocked の二つが作成される。が、この時点でC:ドライブのファイルシステムはMSDOS互換モードとなってしまっている。これはPCG-733本体側のIDEコントローラ"Intel 82371 AB/EB PCI Bus Master IDE Controller"まで影響を受けて変更されたらしい。困った。
Safeモードにしてこのドライバを削除し、再度ドライバを設定させてもダメ。とりあえず元に戻すために、ドックから外したPCG-733をMSDOSモードで起動し、regscan /restoreでドック接続前のレジストリに復旧。
if Station MA/GA シリーズ Windows95 機種依存 補足説明書にあったレジストリの追加をやってみたがだめだった。Win98じゃだめか。
※ちょっと調べてみたらWindows2000用のドライバはソニーから提供されてるのね。
最終的に以下の方法で回避。
これでファイルシステムのパフォーマンスが最適になります。どうせドック側にはCDROMかFDDしか入らないのでこれでよいかと。 というわけで初めてドックに接続する時は上記手順4.のみでよさそう。
ドック側のFireWireポートのドライバがみつからない。ドライバの更新で標準のIEEE1934ドライバを選択したが、どうやら違うようだ。そこでドックを分解して調べたら搭載されていたのは"SONY CXD1947AQ"というチップ。この名前から調べたら、ソニーの別のノートパソコン用のドライバが見つかった。「PCG-F16/B・F14/BP をお使いのお客様へ「i.LINKドライバー」アップデートプログラム ダウンロードのご案内」からドライバをダウンロードしフロッピーに展開、ドライバの更新でインストールする。ここの手順にあるsetup.batの実行はWindowsディレクトリ以下にドライバをコピーするものなので実行しなくても関係ない。これでデバイスマネージャからは"Sony CXD1947A i.LINK(1394) PCI Host Controller"と認識される。
PCGA-DB8には10BASE-TとSCSIのポートが付いている。写真はドックを分解して撮影したSCSIコントローラ、AIC7860Q。デバイスマネージャによる表示は以下のとおり。
PCI Fast Ethernet DEC 21143 Based Adapter
Adaptec AIC-7860 PCI SCSI Controller
SCSIドライバはVer2.21アップデータが提供されている。
スクランダァークロォースでードッキングぅー
参考資料/Link:
メモ:
PCG-733 Max 256MB SDRAM 3.3V 2clk 144pin S.O.DIMM 66MHz Mobile Triton 2 (430TX)
IODATA - SDIM2100-S128MW / MELCO VS8-S NeoMagic Magic Graph 128XD