MA14TのHDD交換

初版 20090509

いまだ現役PenIII-1.4GHzマシン

中古で買ってから数年、内蔵CD-ROMはDVDドライブに交換し録画用マシンとして活用。途中でマザーボードも故障したがオークションで入手して交換、予備機も買って現在も使用している。最近気になるのはディスクの異常音。こりゃそろそろまずいかな、元々60GBだし、上限に近い120GBに交換してみようか。(OS:WindowsXPhome,SP3)




ディスクのコピー

まずは60GB→120GBへのディスクコピー。EASEUS Disk Copy2.3を使用する。CD-ROMに焼いて起動。あとはメニューどおりに。
このままでは120GBのディスク前半に60GBのパーティションが書き込まれた状態になっている。もったいない。

パーティションの拡張

他のマシンでも実績のあるEASEUS Partition Masterをインストールして使用。だがしかし、以下のエラーが出て停止。

EASEUS Partition Boot mode
Failed to complete the batch operations!

Message(364):EASEUS Partition Master currentry can
 not support the special feature on the operating NTFS volume.
press any key to reboot!
う〜ん。以下やってみた。 …しかし、いずれも結果は変わらずエラーだった。どうやらこのエラーはディスクについてまわるらしい。

では他のソフトを、とPartition Logic(Gigazine)をCDに焼いて試してみたが、これは起動しなかった。

それでは、と他の方法を探す。ディスクのボリューム・サイズを拡張する(@IT)を参考に、オリジナルの60GBディスクをマスターに、拡張したい120GBディスクをスレーブに接続し、コマンドプロンプトからdiskpartコマンドを実行する。

DISKPART> list volume
 Volume ###  Ltr ...
Volume 1         C ...
Volume 2         D ... (適当に省略)

DISKPART> select volume 2

ボリューム 2 は選択されたボリュームです。

DISKPART> extend

DiskPart はボリュームを正常に拡張しました。

DISKPART> exit
 なんとあっさりと拡張できた。CHKDSKでも問題なし。拍子抜け。

まとめ

  1. スレーブ側に引っ越し先のHDDを取り付ける
  2. EASEUS DiskCopy2.3でマスターからスレーブへOSをコピー
  3. CHKDSK,デフラグを実行しておく
  4. コマンドプロンプトからdiskpartを実行。スレーブ側にコピーされたOSのパーティションを拡大
  5. ドライブを外し、スレーブ側に付けていたディスクをマスター側に接続
  6. CHKDSK,デフラグを実行しておく

これらのツール、すべてフリーで入手できる。ImageDrive買って使ってたころとはだいぶ変わったなあ。

現在の構成はマスター120GB、スレーブ250GBです。起動ドライブはBIOSがBigDriveを認識しないのですが、WindowsXPにドライバを入れれば起動ドライブ以外はBigDriveを扱えます。
参考:http://we.magma.jp/~reitan/bigdrive.htm / インテル アプリケーション・アクセラレーター

注意、MA14Tのディスクは本体底に近いほうをマスター、その上の空きベイをスレーブにしないとディスクを認識しませんでした。調べたら元々入っていたSAMSUNGのHDD、SP6003Hの設定が"CABLE SELECT"になっていました。SP6003H User Manual



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