■代替 AirMacカード

最新 20030808
初版 20030723

無線LAN不調

 無線LAN環境で部屋のどこでも楽々インターネット生活だったのだが、ある日を境にiBookの接続が不安定となり、仕方なく有線でガマンしていた。近所から別のSSIDが見えていたのでこのせいか?とも思っていたが、ご近所さんは割とマメに電源を切る方らしく、ウチだけしか見えない時でも接続が不安定。うーんこの原因はなんだろうか。

環境

ベースステーション: WN-B11/AXP(アイオーデータ)

クライアント: iBook(Dual USB)+AirMacカード

設定: MACアドレスによる制限のみ

 他のWindowsパソコン-無線LANからは安定して接続できている。このため、iBook側があやしい。キーボードを外して搭載してあるAirMacカードに触ってみると熱い。最初の冷えているうちは接続できているが、しばらくすると不安定になる。不安定な時のAirMacカードとiBook本体の間の温度を測ったら40℃。熱による動作不良と判断。



AirMac/WLI-PCM-L11GP

 AirMacカードはPCMCIAカードと似ているが、通常のスロットにはささらないようになっている。では逆に一般の無線LANカードを入れてみたらどうか、ということでメルコWLI-PCM-L11GPをAirMacカード代わりに差してみた。

根拠? CardBus対応でなかったこと、アンテナ部のでっぱりが短いこと、外部アンテナ端子があること、そしてorinocoであること。…要は手持ちで試せそうなカードがこれしかなかったということで。

で、この時点で無線LANの接続には成功しました。実際にはこのようにアンテナは接続できますがちょうどコネクタが干渉してしまいます。


AirMac/WLI-PCM-L11GP

 そこでWLI-PCM-L11GPのアンテナ部分を覆っているプラスチックを解体してコネクタを出します。iBook側はAirMacカードとメモリを仕切っている金属板を外します。残念ながらこれでもキーボードのコネクタと干渉してしまいます。この状態でキーボードを付けると中央部分が浮いてしまいよろしくありません。


AirMac/WLI-PCM-L11GP  しかしよく考えるとWLI-PCM-L11GPのアンテナ部分があるので、特にコネクタにアンテナの端子を繋がなくてもいけるのではないか…とそのままキーボードを付けました。感度は落ちますが使うことはできます。


 さて、これで有線から開放されましたが、熱の問題はまた発生するかもしれません。アンテナもいずれはきちんと繋いだほうがよいでしょう。 今後の経過観察、ということで。


アンテナ配線

iBook antenna

結局感度が悪いためiBookの内蔵AirMacアンテナに接続することに。単芯のワイヤーを5cm程に切って二本用意。信号については、iBook内から伸びているコネクタの中央に、1〜2mmに被覆を剥いたワイヤーを差し、GNDは1cm程度に剥いたワイヤーを巻き付け、それぞれの線を無線LANカードのコネクタにハンダ付け。写真では金色のコネクタ左側が信号線、上側がGND。GHz世界の配線になんておおざっぱな、と怒らないでください。これで感度が上がりました。

その後

2ちゃんねる情報によると バッファロー「WLI-PCM-L11G」と NEC「WL11CB」が使えるらしい。(04/11/08)

参考資料/Link:


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