なぜ無農薬、有機栽培でもよく販売用と自家用と分けられるのでしょうか。
自家用は肥料の種類から、植物に込める愛情、ひとつひとつにかける手間隙が格段に違います。
また栽培する方の考え方により 目指すものがかわってきます。
ここのハーブと野菜の考え方は 常に医食同源。また体調が悪いときには ハーブを薬用にも利用します。もちろん自分の責任のもとですが。出来る限り自然の摂理に合わせで、お医者さんには基本的に行きませんし(大きな怪我などはいくと思いますが)、考え方としては部分 部分ではなく トータルで ホリスティック的に全体としてすべての事象を見るようしております。
近くを流れる豊川(きれいな川で日本で一番にも選ばれております)
販売用の有機となりますと通常、利益があがらなくてはいけませんので 効率、肥料の価格、すべてにおいてコストとの戦いになります。
実際 あの価格で色々な物を出荷できるのはすごい事だなーと思います。また友人や知り合いの方々をみていてもすごいなーと思います。安い価格で安定しきれいなものをという不合理な要求にこたえなければいけないのですから、大変な事だと思います。もちろん慣行栽培を否定する気もありませんが、自分は生き方として化学的に作られたものは嫌いですし、やっぱりとことんこだわってしまいます。
すべてを自家用の延長として栽培、そして自ら直接の販売を試みたのがこのハーバルメモリーからの無農薬、有機栽培のハーブや無農薬、有機栽培野菜の産直です。
有機栽培というと自然のものだから安心と思いますが、有機でも肥料のやりすぎは硝化窒素体が残り体には良くないといわれています。
また有機といいましても、家畜の糞には抗生物質や...。それをそのまま畑にまいていたら どうなるのでしょうか。
山の麓の畑から霊峰本宮山を望む
またハウスでも外部と遮断して 色々なものとの接触をなくした、工場で栽培されたような無農薬野菜が本当にあなたの求めている有機野菜やハーブなのでしょうか?
ここで使われる肥料は、畑で育った雑草、野菜、有機、減農薬以上のレベルで栽培された米ぬか、こだわりの平飼有精卵の鶏糞堆肥(餌も遺伝子組み換えのないものを使用し、鶏舎のまわりも草刈機で除草しています)、遺伝子組み換えでない日本古来の菜花を薬品の心配のない圧搾絞りの油粕などを使用。
そして無農薬野菜、畑でとれる無農薬ハーブや草の成長点、有機肥料、減農薬栽培レベル以上のこだわり生産の果物などを黒砂糖、国産蜂蜜、米ぬか、沖縄の黒砂糖、自然海塩を発酵させ 酵素などの豊富なエキスを薄めて定期的に より私たちの体に優しく 利用の高く、抗酸化作用に優れた野菜に育つよう散布しています。