ジャーマンカモマイル (1年草、翌年からはよくこぼれ種から発芽)

カモマイルの中を通るとさーっと甘いリンゴの香りが漂います。安眠効果があると言われる花のハーブティーは有名です。栽培の注意としては新芽、花の部分にアブラムシがつきやすいので気をつけて下さい。地植えの場合、翌年からはこぼれ種でいろいろなところから芽が出ると思います。 収穫のタイミングは、花の黄色い部分が5分咲きになった頃、晴れの続いた早朝に行います。
ドライのカモマイルは虫がつきやすいので、密閉瓶に入れ乾燥した状態にし冷暗所で保存するのがベストです。冷蔵庫で保管すると変質も遅らすことが出来ます。

ローマンカモマイル (多年草 開花ごろ蒸れにより株がいたみ枯れることがあるので注意)

ジャーマンカモマイルより一回り大型の花が咲きます。地面をはって株が広がる性質を利用して芝生の代わりにも利用されます。その場合は開花させますとばさばさになり芝生としての機能を果たさなくなりますので花芽が持ち上げたらカットすることが必要となります。
ローマンは葉も甘いリンゴの香りがありますので香る芝生となります。花はハーブティーなどに利用できます。

ダイヤーズカモマイル (多年草 これはティーにはなりません)

明るい黄色の花は花壇の彩りに最適です。切り花、ドライフラワーにも適しています。一株でも株張り、背丈とも大きく育ちますので植え付ける場所は十分考慮して下さい。 花の後は刈り込まないと姿が乱れ、蒸れにより、長雨などでダメージを受けやすくなりますので注意してください。
名前のダーイヤーズが示すように染め物に利用されます。
開花を楽しんだあとは剪定を行い樹勢を保つようにして下さい。
その選定作業により長雨時の蒸れによる枯れ死を避けることができます。

 

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