その後この手の勧誘電話が、よくかかってくるようになりました。 とにかく聞き覚えのない人からの電話の約9割は、勧誘電話でした。 こちらも仕事がら外に出ていることが多かったので、そのすべてを受けたかどうか知りませんが、結構長々と話されたりして面倒なので居留守を使ったりするようになっていきました。 そんなある日、 丸山 仁志様でございましょうか?私全○連の××と申します。・・・・・・・ と例の調子の極めてバカ丁寧で事務的な言葉で電話がかかってきました。 ただ、内容はいつもの勧誘のものとちょっと違っていたのです。 あなたは、(私の事です)ある通信講座を受講されていましたが勉強が途中のまま放置されてほかの通信講座からの勧誘電話でお困りでしょう。 全国でもそのような方が多く、私ども「全○連」では、この度そのような方を個人会員として迎え入れ以後そのような勧誘が来ないようにガードしたいと思っております。 また、仮にそのような勧誘があった場合は、当方の顧問弁護士等を使ってしかるべき法的手段を使ってお守りすることが出来ます。 今、入会金51,500円(税込)をお支払い頂ければ、生涯正会員と同様の待遇であなたの面倒を見させていただきます。 ほかには一切の費用負担は、必要ありません。 まさにその内容は、私にとって「地獄に仏」・・・・ これまで何十万円もの費用負担を要求してきた勧誘からすれば5万円と言う価格なら・・・・という気になりました。 しかし、やはりこれまでの勧誘の苦い思いもあるので契約には結構慎重になっていました。 向こうが話していることに対する確証(会員規約や覚書など)が欲しかったのです。 残念ながらそのようなものは、手に入りませんでした。 代わりに、その団体の発行している小冊子・担当者の名刺・そして会員証が送られてきたのです。 つづく |
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