車 寅次郎 業績集

追悼出版


「寅さん」逝く 追悼 渥美清  アサヒグラフ増刊 1996/8/25
ひと呼んで フーテンの寅  週刊読売・臨時増刊 1996/9/3
寅さん、あばよ! ーマドンナ名場面集・全48作ー 
                      サンデー毎日臨時増刊 1996/9/7
追悼 渥美 清  キネマ旬報9月下旬特別号 1996/9
渥美清 役者もつらいよ   吉岡範明  双葉社 1996/9/25
寅さんありがとう! それを言っちゃあ、おしまいよ!! 「渥美清よ永遠に」 
            渥美清を送る会(編)  鹿砦社 1996/9/28
車寅次郎の不思議 映画全48作品に隠された62のミステリー 
       江戸川橋寅さん研究会(編) 双葉社 1993/6/28 を改版 1996/9/25
渥美清 わがフーテン人生  サンデー毎日編集部(編) 
                           毎日新聞社 1996/10/10
寅さんは生きている 「男はつらいよ」とは何であったか  吉村英夫 
       かもがわブックレット 100 かもがわ出版 1996/10/25
さようなら渥美さん 夢よありがとう (限定版)  松竹・映像渉外室 1996/10/25
 一般書店では売っていません。渥美さんとお別れする会での弔辞、ファンからのメッセージなどをまとめたもの。問い合わせは松竹へ。私は小諸寅さん会館で買いました。
さらば友よ   関 敬六  ザ・マサダ 1996/10/28
 親友の目からみた渥美清。浅草フランス座時代から別れまで。貴重な写真が多数紹介されている。小諸の寅さん会館を訪れたおり、たまたま作者の関氏が訪れており、本にサインしていただきました。いっしょに写真まで撮っていただき感激しています。
私たちの寅さん  「私たちの寅さん」刊行委員会(編)
                     シー・アンド・シー出版 1996/11/30
 各界の著名人が寄せた寅さんへの言葉。
さようなら寅さん フーテンの寅さんへの手紙  「男はつらいよ」愛好会(編)                         出帆新社 1996/12/11
寅さんは生きている  日刊スポーツ新聞社文化部(編) 朝日ソノラマ 1997/1/30
 日刊スポーツの連載記事をまとめ、加筆したものです。渥美氏のエピソードの紹介と作品解説、「お別れする会」での別れの言葉など。ロケ地からのコメントもおもしろいです。
男はつらいよ 寅さんの歩いた日本  山田洋次(監修)
                      近畿日本ツーリスト 1997/2/1
 ふにゃふにゃで装丁が良くないですが、写真が豊富で、作品の紹介もよくまとまっている良本です。是非手元に置かれるとよいでしょう。
知られざる 渥美 清  大下英治  廣済堂出版 1997/3/15
 2段組375ページに及ぶ大作です。渥美清の伝記小説。
生きてんの精いっぱい 人間・渥美 清  篠原靖治  
                      主婦と生活社 1997/7/28
 最後の14年間付き人をした篠原氏が捧げた闘病の記録です。掲載されている渥美氏の写真が何ともおかしくもあり魅力的です。私は、たまたま作者にサインしていただきました。作者自身も闘病されているとのこと、どうかお大事に。
お兄ちゃん  倍賞千恵子  廣済堂出版 1997/8/15
 追悼本としてだけでなく、倍賞千恵子の女優としての自分史でもあります。倍賞さんの家は北海道にあるんですね。
渥美清の伝言  NHK「渥美清の伝言」制作班(編) TC中央出版 1999/8/4
 最終作「紅の花」公開時に、NHKのクローズアップ現代で撮影風景が放送されましたが、そのときの模様と関係者のインタビューをまとめて「渥美清の伝言」というドキュメンタリーが制作されBSで放送されました。この本は、そのときの取材・制作の記録をまとめた注目の書です。番組はNHK総合でも再編集して放送していました。
寅さ〜ん!  泉 修一  杉並けやき出版 1999/9/1(第1版第2刷) 
 著者は、遺作である「紅の花」の奄美ロケ誘致に中心的に関わった人です。前半は、誘致の経緯とその苦労、ロケの様子等が記されています。後半は、今更という感もあるお決まりの寅さん論です。
おかしな男 渥美清  小林信彦 新潮社 2000/4/15
 今さらという感もありますが、若き日の渥美清と親しく付き合った著者しか知り得ぬ興味深い内容で、面白く読めました。