場所:弥彦駅の隣。線路の突き当たり近くにある温泉旅館。温泉街からは若干離れており、閑静な場所である。となりには弥彦公園が広がり、散策するに良い。 料金:大人500円、小人300円。浴室にタオルがあった。 浴室:少し奥に進んだところに浴室がある。内湯のみで露天はない。大浴槽があるのみであるが、木漏れ日が窓から浴室内に差し込んで、風情を感じる。湯口の横に狸の置物がある。洗い場にはボディソープ、シャンプー、リンスがある。脱衣場には脱衣棚に脱衣籠。洗面台には、整髪料などの備品は必要十分に備わっている。 泉質:源泉名は湯神社温泉。泉質はアルカリ性単純温泉、pH 8.7 、源泉温度47.9℃、湧出量570L/分。主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成18年12月13日分析)は、Na 67.2、K 2.3、Ca 16.6、Fe(II) 0.1、NH4 0.2、Sr 0.2、F 2.0、Cl 18.2、SO4 116.5、HCO3 2.4、CO3 18.6、NO3 0.5、メタケイ酸 25.8、メタホウ酸 1.5 など、ガス性除く成分総計は272.1mg/kgとかなり薄い。湯は無色透明無味無臭。多少のツルスベ感はあるが、温泉としてのインパクトは強くない。良く言えば、柔らかな万人向けの泉質であるが、加熱・循環された湯は、特徴は乏しく感じられた。 コメント:館内は古さを感じるが、それが落ち着いた雰囲気を醸し出している。温泉街から離れているので、静かなひと時を過ごすには最適かと思う。 (No.484 2013/5/12) |
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