メイワサンピア (新潟市西区) B  (非天然、浴室B、設備B、眺めD) 2018年9月20日閉館

新潟市西区赤塚字南浦原4627-1 TEL:025-239-3232 営業時間:10:00-23:00 定休日:なし
泉質:非天然、薬石湯、循環
タオル:なし サウナ:ミストサウナあり 露天:なし 石鹸:あり シャンプー:あり 休憩所:あり 食堂:あり
http://meiwasunpia.com/

場所:新潟市の西部、赤塚地区の県道沿いにある、屋内プール、屋外レジャープール、体育館、グランド、ゴルフ練習場などを備えた県内屈指のスポーツ施設であるが、宿泊施設やレストラン、大浴場もある。当初は「新潟厚生年金スポーツセンター」という名称であり、トロン温泉が売りであったが、大改修工事の後、2002年4月1日、「ウェルサンピア新潟」と改称した。浴室には炭酸泉浴槽が新設され、さらに、2004年11月より、糸魚川姫川薬石を使用した「薬石なごみの湯」としてリニューアルされた。そして、全国の年金施設の民間譲渡が進む中、ここも地元の明和工業に譲渡され、2010年3月2日、「メイワサンピア」と名称変更して再出発した。正面玄関を入ると左手に浴室棟があるが、駐車場側にも入り口があるので、そこから入館するとすぐに浴室がある。

料金:大人500円、子供(中学生まで)300円、タオルなし。JAF会員は100円引き、スポーツ施設利用者は200円引きになる。また、毎月第2、第4木曜日は、感謝デーで、大人300円、子供100円である。レンタルタオルセットは200円。入り口にある券売機で入浴券を買って受付する。靴箱に靴を入れ、鍵は自分で保管する。脱衣場のロッカーは自由に選べる。

浴室:露天風呂はないが、楕円形のジェットつき大浴槽(薬石湯)の他に、円形のジェットバス(バイブラバス)、ミストサウナ、3連の寝湯(にがり湯)を備え、長方形の炭酸泉(白根温泉を使用していたこともある)の浴槽がある。洗い場は浴室壁面に29ヶ所もある。洗い場にはボディソープ、シャンプー類完備。脱衣場洗面台には無料のドライヤーが置いてある。

泉質:天然温泉ではない。薬石湯は糸魚川市で産出した「姫川薬石」を使用した人工温泉であり、6000万年前の火山噴火で噴出した流紋岩とのことだが、「麦飯石」と同様な成分である。効能の実感は定かでないが、カルキ臭がしないのは良い。寝湯は「にがりの湯」となっており、マグネシウム成分が新陳代謝を促し肌がすべすべしっとりするとのことである。
 以前は人工炭酸泉だった浴槽に、2011年12月23日から、白根温泉が使用された。泉質は、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。源泉温度15℃。主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成19年11月14日分析)は、Na 3320、K 145.0、NH4 49.6、Mg 352.0、Ca 63.9、Sr 1.5、Ba 0.2、Al 2.1、Mn 0.2、Fe 6.3、F 0.2、Cl 4972、Br 15.5、I 2.4、S2O3 0.5、SO4 1.6、HCO3 3047、メタ珪酸 62.8、メタホウ酸 9.9、遊離CO2 4.6 など、ガス性除く成分総計は12053mg/kgである。湯は加水、加熱、循環・濾過、塩素系消毒剤使用。実際の湯は紅茶色で塩味があり、ツルスベ感があった。
 2014年5月から、この白根温泉の利用が中止され、再び人工炭酸泉になった。炭酸ガスは40分おきに20分間出るとのことであり、タイミングによってはアワアワ感は乏しく感じられる。

コメント:浴室棟内にレストラン、休憩用大広間があり、マッサージも受けられる。以前はリラックスルーム(仮眠室)があったが、改装後はなくなったのは残念。日帰り温泉として十分な設備を有している。施設の性格上、スポーツする人には大変おすすめであるが、スポーツしない人にもよい。レストランの利用もおすすめである。経営が変わってどうなるのかと心配したが、これまでと変化がなくて安心した。

(注:浴室写真はウエルサンピア時代のものです。)

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(No.455 2010/3/2、2011/9/9追記、2012/1/27改訂、2014/5/24改訂、2018/9/15追記)

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