観音温泉 めぐみのゆ (新津市) C (泉質B、浴室C、設備C、眺めC) 廃業
新津市さつき野1-34 TEL:0250-24-1126 営業時間:9:00-20:00(日祝日は6:00から) 定休日:火曜日 泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉、循環 タオル:なし サウナ:なし 露天:あり 石鹸:あり シャンプー:あり 休憩所:あり 食堂:あり
場所:国道403号線新津バイパス北潟交差点から信越本線さつきの駅方面に進み、信越線踏切のすぐ手前にある。さつきの駅のすぐ前で、車がなくてもアクセスは良い。玄関先に観音様が祀られている。 料金:大人800円、子供400円。タオル、浴衣なし。一般の施設とは逆に、まず受付で料金を払って下駄箱の鍵をもらう。 浴室:長方形の大浴槽のほか屋根付きの露天風呂がある。手前の浴室は、大理石風呂と檜の露天風呂、奥の浴室は檜風呂と岩造りの露天風呂であり、1週毎に男女が入れ替わる。露天風呂は柵で覆われ、景色は見えない。何せ駅前の住宅街の中であるので仕方ない。鳥のさえずりを聞きながらの入浴といきたいが、実際に聞こえるのは、JRの電車の音、踏切の警報機、そして車の騒音。興ざめだが仕方ない。洗い場には、固形石鹸とシャンプーあり。脱衣場には鍵なしのロッカーのみ。洗面台は3つでドライヤーあり。 泉質:源泉名は、朝日観音温泉。ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉。約8km離れた、丘陵地帯の朝日地区から、毎日源泉を運んできているという。源泉温度は24℃程度とのこと。ということは、いわゆる「ローリー温泉」で、当然加熱循環している。残念ながら、詳しい成分表の掲示はなかったが、湯は茶褐色で程良い塩味、肌がツルツルになり、浴感はなかなかである。温まりも良い。もともとの源泉がすばらしいのだろう。湯口では、泡付き(真の泡付きとは違うだろうが)も体験できる。訪問時は、残念ながら露天風呂の湯は源泉でないようであった。 コメント:すぐ隣をJRが走り、環境はいいとはいえない。館内は狭く、村の集会所風。家族連れで楽しむという雰囲気ではない。食事はセルフサービス。どこか長岡の寺宝温泉にも似た、何ともB級な雰囲気が漂い、これがまた魅力的である。ただし、タオルなし800円は強気の値段設定。循環ながら、泉質はいいので、掛け流しや値段にこだわらない方はどうぞ。
(No.19 1997、2003/1/18改訂)
2004年8月いっぱいで閉館しました。