場所:白鳥の湖として観光客で賑わう瓢湖のすぐ隣に、1997年11月にオープンした公共の宿である。当初は当時の水原町の直営であったが、合併して阿賀野市になった後は阿賀野市営となった。その後2007年からは指定管理者によって運営され、「白鳥の見える宿」として親しまれ、阿賀野市の水原地区唯一の宿泊施設として貴重な存在であった。宿泊のほかに食堂営業、日帰り入浴も行っていた。しかし、新型コロナ感染に伴う集客減により指定管理が返上され、2021年2月末で休館となった。その後、2021年4月15日から市の直営で営業再開されたが、入浴、日帰り休憩(貸し部屋)のみで、宿泊や食堂営業はなくなった。10月1日からは全館Free
WiFiが整備され、テレワーク等のビジネス利用にも便利になった。
料金:入浴は、大人500円、70歳以上250円、障がい者250円、小学生250円、乳幼児無料。シャンプー、ボディソープ、タオル等は持参する必要がある。個室使用料(4時間)は、6畳間1000円、8畳間1500円、12畳間2000円、22.5畳間3000円。鍵付下足箱に靴を入れ受付する。
以前は、大人500円、子供250円でタオルセット付であったが、タオルなしで、備品もないのは残念である。1階は浴室の他、休憩室、食堂などがあったが、現在食堂営業はない。2階は宿泊用の個室となっていたが、貸室として利用されている。
浴室:長方形の大浴槽があるのみで、いたってシンプルである。洗い場には、以前はボディソープ、リンスインシャンプーがあったが、ないので持参する必要がある。脱衣場には脱衣棚に脱衣籠がある。湖畔に建つ宿というのが売りではあるが、浴室の外は塀であり、景色は見えない。
泉質:天然温泉ではない。
コメント:瓢湖の右手約150mにあり、白鳥を見た帰りに体を温めるには良い。リズム・ハウスという名の由来は不明。温泉ではないが、タオルセット付き500円なら、利用する価値はあろうと思ったが、現在はタオルなしであるので評価は分かれよう。また、以前は昼間は大広間で無料で休憩できて、入浴・食事のお得なセットがあったが、食事利用もできないのは残念である。また、以前は朝6時から営業して朝湯の利用もできたが、今はできない。。
阿賀野市には温泉がいろいろあるが、水原地区で日帰り入浴できるのはここしかない。天然温泉ではないので、入浴目当てで遠くから来ることはないと思うが、通りすがりに一風呂浴びるには便利である。早く従来どおりの営業形態に戻ることを期待したい。
(No.37 1997、2004/4/1合併により住所変更、2013/7/20改訂、2021/11/20改定) |