場所:松之山温泉街に向かう途中の役場近くの交差点を右折して進む。兎口温泉入り口を過ぎ、さらに進むと大きな三角屋根の建物が見える。地元の食材を使用した田舎料理(おふくろの味)が自慢の宿であるが、入浴利用可能である。近くに縄文時代の遺跡があるので「じょうもんの湯」と名付けられたという。 料金:入浴のみは300円、タオルなし。 浴室:狭い脱衣場から浴室に入るとすぐに洗い場である。その奥に小さな浴槽がひとつのみ。壁は黒いタイル張り。ちょっと狭いが、窓から見える山々の眺望はすばらしく、吹き抜ける高原の風は爽やかである。洗い場にはボディソープ、シャンプー完備。 泉質:軽度白濁しているが、無味無臭。源泉温度13.0℃の単純硫黄冷鉱泉。ガス性除く成分合計は461mg/kg。成分的には、炭酸水素イオンが224.8mg/kgが多いほか、硫化水素イオンが2.0mg/kg、チオ硫酸イオンが1.5mg/kg、さらに遊離硫化水素が0.4mg/kgと硫黄泉の基準を満たす。ただし、加熱循環しているためか硫黄臭はなく、あまり特徴のない湯であった。 コメント:同じ松之山でありながら、鷹の湯などとは異なり、マイルドである。景色が良く、森林浴がてらの利用がお勧め。ただし、温泉としての味わいは乏しい。 (No.166 2000/5/5) |
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