場所:国道18号線、妙高村関山から妙高パインバレーの大きな看板を目印に進む。しばらくすると斑尾高原への案内板があり、それに従って右折し、山に向かう。パインバレーへの道と分かれると、道は急に細くなり、すれ違いも困難な山道が続き、不安になるが、信じてひたすら山道を上る。道が細くなってからちょうど10kmくらいの上樽地区に、この温泉がある。 料金:協力金として、大人300円、小人150円を玄関にある料金箱に入れる。当然ながらタオルは持参。 浴室:入って左に休憩用広間、右手に浴室がある。浴槽は5〜6人入れる程度。洗い場には固形石鹸があるのみ。脱衣場には鍵付ロッカーがある。 泉質:無色透明無味無臭の湯である。泉質は単純硫黄冷鉱泉。詳しい成分の掲示はなかった。加熱循環のためか硫黄臭・硫黄味は感じられなかった。浴室前にこんな掲示があった。「温泉の匂いが前より香らないとの声が聞かれますが、これは新しいボイラーの濾過器の精度が高くなっ為で、成分効能には変わりありません」 コメント:細い山道の果ての温泉であり、秘湯気分を味わえる。でも泉質的には特に優れているとも思えない。遠くから来る観光客は念頭になく、地元の人のための施設であろう。地元の人がくつろいでいる広間に入り込むのにはちょっと勇気がいる。こんな山奥に集落があるなんて、特に冬を考えると感慨深くなる。 (No.220 2001/7/20) |
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