湯沢温泉 湯元共同浴場 山の湯 (湯沢町) B (泉質A、浴室C、設備D、眺めD)
南魚沼郡湯沢町湯沢930 TEL:025-784-2246 営業時間:6:00-21:00 定休日:火曜日
泉質:単純硫黄泉、43.4℃、非加熱、掛け流し
タオル:なし サウナ:なし 露天:なし 石鹸:あり シャンプー:あり 休憩所:あり(狭) 食堂:なし |
場所:越後湯沢駅西口から温泉街を15分位高半ホテルに向かって歩く。急な坂道を登ったところに木立に囲まれて落ち着いた木造の建物がある。入り口の券売機で入浴券を買って入る。
料金:大人500円、子供250円、タオルなし。2017年4月から値上げされた。
浴室:大浴槽がひとつあるのみ。広くないが、落ち着いた感じで、気持ちが安らぐ。湯はふんだんに注がれており掛け流されている。洗い場には温水・水の蛇口はあるが、シャワーはない。ボディソープ、シャンプーあり。脱衣場洗面台にはドライヤーが置いてある。
泉質:源泉名は湯沢温泉・湯元。源泉温度43.4℃の単純硫黄温泉。主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成16年7月6日分析)は、Na
97.4、K 0.5、NH4 0.7、Ca 6.2、F 1.2、Cl 101.7、Br
0.6、I 0.2、HS 2.4、S2O3
1.0、SO4 64.7、HCO3 45.8、CO3 13.8、BO2 4.1、メタ珪酸 43.3、などガス性除く成分総計は382.6mg/kgである。以前は単純泉であったが、新しい分析では硫黄分が2mg/kgを越えているので、単純硫黄泉となった。実際の湯は無色透明無臭で、若干の硫黄味がする。白い湯花がわずかに浮遊する。源泉は非加熱・非循環・非加水で使用されており、浴槽の掃除時以外は消毒剤は使用されていないというのはすばらしい。しかし、2006年10月に久し振りに利用したら、以前より硫黄味が乏しくなったような感じがした。
コメント:温泉街から離れ、静かに気分穏やかに落ち着いて入るにはここがベスト。泉質も良い。湯沢温泉の中央配湯された源泉とは泉質が異なる。隣の「高半」、「中屋」と同じ源泉である。以前より泉質的にインパクトが薄くなったように感じるが、他の施設が物足りない人は、ここに来られると良い。ロビーに休憩用の畳敷きコーナーがあるが狭い。ゆっくりくつろぐスペースはない。清涼飲料の自販機あり。
(No.84 1998/10/03、2006/7/24、2006/10/14改訂、2017/7/27料金訂正) |