美術館の中の温泉 カトマンズ (湯沢町) C  (泉質C、浴室C、設備C、眺めD)

南魚沼郡湯沢町湯沢317-1 TEL:0257-84-2320 営業時間:10:00-19:00 定休日:第4月曜日
泉質:単純泉、循環
タオル:なし サウナ:なし 露天:なし 石鹸:あり シャンプー:あり 休憩所:あり 食堂:あり

場所:越後湯沢駅西口を出て、右に進む。2分ほどで左手にとんがり屋根の建物が見える。湯沢町・白旗史郎・世界山岳写真美術館というのが正式名。山岳写真では有名な写真家らしい。1階が土産物とミュージアム・ショップ、2階が浴室とカフェバー、3階が展示室である。2階の浴室は美術館そのものに入館せずとも利用できる。2階受け付けで金を払って中に入ると入浴客専用のロビーがある。椅子・テーブルが多数並べられている。

料金:大人600円、子供500円、タオルなしなので少し高い。

浴室:大浴槽のみであるが、透明なきれいな湯がこんこんと注がれている。洗い場にはシャンプー類完備、ケロリンの黄色い洗い桶がある。脱衣場には整髪料が揃うが化粧台がひとつのみ。

泉質:無色透明無臭。わずかに塩味。源泉は湯沢温泉そのものであるが、PWS(アペックス・ウオーター・システム)の特別な処理により安全で体に優しい温水を使用しているという。日本で初めて温泉に活用された特別なシステムにより温泉本来の効能のほかに皮膚の活性化、健康増進、頭髪、冷え、肌のみずみずしさに有効なのだとのこと。この処理により水分子のクラスターがきれいにそろうため、細胞表面に水が十分結合するのだという。効果の程は不明。温泉の詳しい成分表示なし。

コメント:休憩ロビーには椅子だけで広間はない。アイスと飲み物の自販機あり。飲食は隣のカフェバーを利用。美術館のある建物に入浴施設があるのであって、展示室内に温泉があるわけではない。美術館のみでも800円、美術館入館者が自由に入浴できるとよいのになあ。山岳写真ということでカトマンズという名も納得。

(No.82 1998/10/03)

残念ながら廃業したそうです。(2004.6追記)

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