葎沢温泉 湯らくの宿 こしじ (魚沼市・旧湯之谷村) C (泉質C、浴室C、設備B、眺めC) 閉館

魚沼市葎沢768-2 TEL:025-793-1012 営業時間:10:00-21:00 定休日:
泉質:単純温泉,37.4℃、循環
タオル:なし サウナ:なし、岩盤浴あり 露天:なし 石鹸:あり シャンプー:あり 休憩所:あり 食堂:あり
http://u-koshiji.com/index.html

場所:葎沢、芋川、折立、大湯、栃尾又、駒ノ湯と連なる湯之谷温泉郷の入り口に当たる。奥只見・大湯温泉方面に向かう国道352号線沿いに案内板が出ているので、ちょっと小道に入ると田畑の中の高台に目立つ建物がある。隣には子供の遊び場があり、いろいろ遊具がそろっている。かつてここには「国民年金保養センター・こしじ」という公共の宿があったが、閉館して久しかった。2008年8月3日、「湯らくの宿こしじ」として再オープンした。

料金:入浴のみは大人600円、小人400円、タオルなし。岩盤浴セット(入浴+岩盤浴)は1500円(館内・岩盤浴着2着、バスタオル1枚付き)。フェイスタオルは別料金で100円である。岩盤浴セット回数券は11枚で15000円。貸し切り部屋は2時間2100円。玄関先の券売機で利用券を購入して受付する。下足箱(コイン返却式)が離れたところにあり煩わしい。

浴室:館内を奥に進み、まずすぐ右手にある更衣室(ロッカー室)で館内着に着替える。更衣室の男女の仕切は覗けることはないが少し低い。さらに奥に進むと、右手に岩盤浴がある。男女で入り口が別で、それぞれに休憩・待合室があるが、岩盤浴室内部ではつながっている。ブラックシリカの岩盤浴床は男女各5床ずつと少ない。待合室には洗面台とシャワー室がある。廊下の一番突き当たりには男女の浴室がある。女湯は見れなかったが、男湯は昔の浴室の男女浴室をつなげて1つにしたようになっている。そのため浴槽、洗い場とも2つある。露天風呂はない。ガラス窓には目張りがあり、景色は隙間からうっすらとしか見えない。洗い場にはボディソープ、シャンプー類完備。脱衣場洗面台にはドライヤーがある。。

泉質:単純温泉で、源泉温度は37.4度。PH 8.4。主な成分(平成2年3月9日分析、イオン濃度mg/kg)は、Na 64.2、K 0.7、NH4 0.057、Mg 0.2、Ca 22.3、Sr 0.2、Li 0.025、F 2.7、Cl 20.7、SO4 101.5、HCO3 63.4、CO3 1.0、メタ珪酸 51.0、メタ硼酸 1.5、ガス性除く成分総計は329.4mg/kg。実際の湯は無色透明無臭でほとんど無味であるが、ごくわずかの塩気を感じる。循環式であるが、オーバーフローが多い。

コメント:旧施設をリニューアルして使用されているが、ロッカー室や岩盤浴室はいかにも付け足したという感じである。2階に休憩用広間や食事処があり、1階ロビーにはソファがたくさん並んでいる。休憩場所はたくさんある。機能豊富なマッサージチェアが無料で使用できるのは良い。岩盤浴は数が少ないので、もしも混み合うことがあれば、順番待ちとなろう。1500円の料金が高いか安いかは微妙である。

*残念ながら閉館したという情報をいただきました。(2013/4/21)

(N0.444 2008/9/5、2013/4/21追記)

前頁

中越一覧

次頁