場所:2015年3月末で閉館した「青雲館」のすぐ隣にある老人福祉施設である。3階建てであるが、階段を上がった2階に受付がある。
料金:入浴料は休憩込で、魚沼市民の60歳以上300円、59際以下400円、市外者は入湯税100円も徴収されて700円。タオルなし。
浴室:廊下を進んだ先に浴室がある。脱衣場には脱衣棚に脱衣籠。洗面台にはドライヤーがある。浴室にはジャグジー付の浴槽があるのみ。人魚像のある湯口から無色透明無臭の湯が注がれ、循環されている。窓は曇りガラスのため、景色は見えない。洗い場には固形石鹸とシャンプーがある。
泉質:源泉名は守門温泉第2源泉。泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉(低調性中性冷鉱泉)。湧出量88L/分、PH
7.3。主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成20年8月27日分析)は、Li 0.1、Na 851.8、K 16.7、NH4
0.3、Mg 12.0、Ca 19.0、Sr 0.6、Mn 0.2、Fe(II) 1.8、Fe(III) <0.1、Cu
<0.1、F 6.7、Cl 403.4、Br 1.5、I 0.2、HS <0.1、S <0.1、HSO4
<5.0、SO4 292.1、HCO3 1234、CO3 1.9、メタケイ酸 16.4、メタホウ酸 12.4、メタ亜ヒ酸
<0.1、遊離CO2 103.7、遊離H2S <0.1 など、ガス性除く成分総計は2872mg/kgである。加温、加水、循環ろ過、塩素薬剤使用ありとの掲示がある。湯は無色透明無臭であるが、ツルスベ感が強く、炭酸水素塩泉の魅力は十分に感じられる。温まりも良く、浴感は良好である。
コメント:隣の「青雲館」は老朽化と利用者減のため閉館したが、こちらも同様に老朽化している。施設の性格上設備が劣るのは仕方ないが、温泉を楽しむだけなら十分である。現実問題として、「青雲館」が閉館したので、守門温泉を楽しむにはここしかない。ただし、市外者はタオルなしで700円と高額なのは問題である。
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(No.513 2015/5/3) |