場所:国道17号線から会津方面に抜ける国道252号線に進み、関越道をくぐった次の信号(中島交差点)を右折し、山に入っていく。ここからは一本道であり、迷うことはない。数km進んだ先に中子沢(ちゅうしざわ)温泉がある。白い建物が印象的。広神村地域保養施設で、宿泊可能である。手前に老人憩いの家があり、ここも温泉を引いているという。 料金:大人500円、小人250円、タオルなし。(値上げされた) 浴室:大浴槽がひとつのみ。大きなガラス窓から見える緑が美しい。しかし、景色がいいというわけではない。洗い場にはボディソープ、シャンプー類あり。 泉質:掲示によると、含炭酸・石膏・重炭酸土類泉で、源泉温度12度、PH6.5の冷鉱泉である。主な成分は、Caイオン228.6mg/kg、Naイオン64.7mg/kg、炭酸水素イオン619.46mg/kg、硫酸イオン251.0mg/kg、塩素イオン53.3mg/kg、メタ珪酸105.0mg/kgなどであり、遊離炭酸1013.88mg/kgは特筆できる。湯はごくわずかに白色で透明、無味無臭。炭酸が多いのに肌に水泡が着くことはない。加熱・循環して飛んでしまっているためだろう。源泉そのものを味わいたい欲求にかられる。炭酸泉の味わいがないのは何とも残念である。 コメント:成分表は魅力的だが、実際はあまり特徴のない湯であった。国道17号線からそう遠くなく料金も安いので、通りすがりの利用に便利である。 (No.179 2000/8/24、2012/9/8料金訂正) |
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