広田鉱泉 奥の湯 湯元館 (柏崎市) B (泉質A、浴室C、設備C、眺めC)
柏崎市大広田770 TEL:0257-25-3500 営業時間:11:00-15:00 定休日:日帰り入浴は土日祝日のみ
泉質:低張冷鉱泉、16.6℃、循環
タオル:なし サウナ:なし 露天:あり 石鹸:あり シャンプー:あり 休憩所:あり 食堂:食事可
https://www.okunoyuyumotokan.com/ |
場所:柏崎市街から小千谷方面に向かって国道252号から291号を進む。やがて国道は小千谷方面に向かって右折するがここを越路方面に直進する。少し行くと越後広田駅が右手に見えるがその先に右折して信越線下をくぐる小道があるので、ここを進む。角に温泉の看板がある。この道を山に向かって真っ直ぐに道なりに進む。細道を2-3km位先に進むと広田鉱泉に到着する。手前に中山館があり、その先の車のすれ違いのできない小道を一番奥まで進むと突き当たりにあるのが湯元館である。小川の流れの音が心地よい。
料金:入浴料は700円、タオルなし。
浴室:内湯は大浴槽がひとつあるのみ。4-5人入れる位の長方形の浴槽で、半分は大変浅い。外には木枠の露天風呂があり、落ち着いた雰囲気の中で入浴できる。洗い場は3ヶ所のみ。ボディソープとリンスインシャンプーあり。
脱衣場には脱衣棚に脱衣籠があるのみ。洗面台にはドライヤーはあるが、整髪料などはない。昔は脱衣場に、どうみても一人しか入れないような、小さな電気サウナがあったが、その後の改修でなくなった。
泉質:源泉名は広田鉱泉湯元館。源泉温度16.6度の低張冷鉱泉。昭和53年1月18日分析の成分表が掲げられていたが、手書きで記載が分かりにくかった。ナトリウムイオン236.1mg/kg、塩素イオン164mg/kg、重炭酸イオン44.72mg/kgなどが主な成分で、ガス性除く成分総計は514.2mg/kgである。PHは9.07とアルカリ性である。肌はつるつるになる。源泉100%であるが、加熱循環されていた。内湯は、無色透明で、ほとんど無味。白い湯花の浮遊あり。かなり高温であり、非加熱源泉の蛇口を開けて調整が必要であった。露天風呂は若干黄色味を帯びており、利用時はぬるめであった。内湯も露天もツルスベ感が強く、浴感はすばらしかった。
コメント:柏崎市街からそれほどの距離ではないが、谷間にひっそりとたたずむ温泉であり、手軽に秘湯気分を味わうことができる。冷鉱泉の沸かし湯であるが、成分表からは想像できない名湯である。500円で立ち寄り湯を気持ちよく迎えてくれるのもありがたい。
最初の訪問時は、玄関に入るとかわいい犬が迎えてくれた。マギーという名前の犬で大変おとなしく、子供や妻は大喜びであった。
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(No.105 1998/11/22、2006/12/24追記、2012/5/3URL訂正、2013/10/1改訂、2021/1/25追記、2023/1/17料金・営業時間改訂) |