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料金：入浴のみは500円。浴室にタオルが用意してある。 浴室：ロビー奥に浴室がある。訪れたときは、今日はしばらく予約の客が来ないから、女風呂に入ってくれと言われた。男風呂より若干小さいようだが、ジェット付きの大浴槽がひとつある。洗い場には岩が配してありムード作りしているが、窓からは景色は見えない。洗い場には固形石鹸、ボディソープ、シャンプーなどが色んな種類置いてある。浴室壁はタイルで絵が描かれている。浴室内には民謡のBGMが流れ、岩室甚句を聴きながらの入浴は田舎気分たっぷりで風流であった。 泉質：湯は無色透明無味無臭。浴槽に源泉の蛇口があり、そこをひねって飲んでみると硫黄味がする。源泉温度15℃の冷鉱泉（ナトリウム-塩化物冷鉱泉）を沸かしているとのことであった。天然であり、効能が大書してあったが細かな成分表示はなかった。野積温泉と紹介されていることもあるが、野積温泉ではなくて、あくまで野積にあるのぞみ温泉なのだと女将が語っていた。 コメント：冷鉱泉を沸かしたものだが、温まりは良い。調べてみたら、この温泉は由緒あるものらしい。近くに西生寺というお寺があり、弘智法印という人の即身仏（ミイラ）があることで知られている。この弘智法印が掘ったのがこの温泉の始まりである。かつては西生寺で、この源泉を利用した弘智温泉という温泉宿を経営していたが廃業し、これを受け継いだのがのぞみ温泉なのである。場所的にはシーサードライン沿いなので、海水浴帰り、寺泊や弥彦観光のついでに立ち寄られると良いだろう。ただし、海が近いのに浴室から海が見えるわけではない。温泉を楽しみたい人が行くべきであろう。 （No.198 2000/12/9） |
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場所：寺泊から新潟方面へ国道402号をしばらく進む。寺泊の北の端、越後七浦シーサイドラインが始まるすぐ手前にある一軒宿である。玄関先にある松の木が目印。向かいは野積海水浴場の浜茶屋が並ぶ。少し先には滝がある。この道は飽きるほど通っているのだが、なかなか立ち寄れないでいた。電話したら今なら客がなくゆっくり入れるとのことで立ち寄ってみた。