宮本温泉 広施館 (長岡市) C  (泉質C、浴室C、設備D、眺めB)

長岡市宮本東方町 TEL:0258-46-2723 営業時間:8:00-20:00 定休日:水曜日(要問合)
泉質:単純硫黄冷鉱泉、11.8℃、循環
タオル:なし サウナ:なし 露天:なし 石鹸:あり シャンプー:なし 休憩所:なし 食堂:なし

場所:国道8号線を柏崎方面に進む。宮本ICを過ぎて鏡橋の先を右折。北陸道の下をくぐり、その先を左折し、しばらく行くと右手にある。農村の集落の中の昔の民家そのものであるので、気をつけないと通り過ぎてしまう。入って正面が受け付け、右手には囲炉裏がある。

料金:入浴は400円、タオルなし。

浴室:左手奥に浴室がある。弥瑠気風呂(やるきぶろ)という看板が掛かっている。大きなガラス窓の明るい浴室で、3畳位の長方形の浴槽がある。狸の置物が飾られているのがほほえましい。窓外には農村風景が一望できる。洗い場のシャワーは左右に1ヶ所ずつしかない。固形石鹸があるのみでシャンプーはない。

泉質:源泉名は五軒の湯。源泉温度11.8度の単純硫黄冷鉱泉。湧出量は毎分20L。PH 7.7。やや混濁し、浮遊物あり、若干の鉄味、わずかの硫黄臭がある。主な成分は、ナトリウムイオン17.4mg/kg、カルシウムイオン35.9mg/kg、カリウムイオン6.2mg/kg、塩素イオン15.5mg/kg、硫化水素イオン2.6mg/kg、チオ硫酸イオン1.1mg/kg、硫酸イオン17.5mg/kg、炭酸水素イオン112.8mg/kg、メタ珪酸88.6mg/kgなど溶存物質合計は299.7mg/kg。昔からあった五軒の湯をパイプで引いて、昭和51年から温泉業を始めたとのこと。

コメント:館内各所には、「朝は合掌に御和讃、昼は汗、夜は感謝に眠りましょう 喜心合掌」などと、よく分からないが、ありがたそうなお言葉が掲げられている。ここの主人もかなりのこだわり派らしい。朝しぼりたてという牛乳(コップ1杯200円)が美味しかった。こういうちょっと癖のありそうな温泉が私は好きだ。

(No.137 1999/9、2002/7/22定休日改訂)

姫ちゅさんからの情報によると、洗い場のカランは1個だけになっていたそうです。(2004/6/15)

2007年7月の新潟県中越沖地震の影響で源泉が枯れて、廃業したそうです。(200/11/25)

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