清津峡温泉瀬戸口の湯 清津峡ホテル せとぐち (十日町市) B  (泉質B、浴室C、設備D、眺めD)

十日町市西田尻辛168番地 TEL:0257-63-2431 営業時間:10:00-16:00(要確認) 定休日:なし
泉質:ナトリウム-塩化物泉、30.6℃、循環
タオル:あり サウナ:なし 露天:なし 石鹸:あり シャンプー:あり 休憩所:あり 食堂:あり
http://www.setoguti.info/

場所:旧中里村から清津峡方面に向け国道353号線を進む。清津峡トンネル手前に看板が出ているので、右折して坂を下り、清津川の橋を渡った先に一軒宿がある。昔の民家風の建物である。玄関は右横にある。従来「清津峡ホテル せとぐち」と称して、看板もそうなっているが、現在の公式名は「いろりとほたるの宿せとぐち」となっている

料金:入浴は600円。玄関に呼び鈴があるので、鳴らすと奥から女将さんが出てくるので料金を払う。

浴室:玄関の右側に浴室がある。脱衣場にはタオルが準備してある。浴室は大きくはなく、大浴槽が1つのみ。壁際に洗い場があり、ボディソープ、リンスインシャンプーあり。

泉質:源泉名は、瀬戸口温泉 瑠璃の湯。泉質はナトリウム-塩化物温泉(弱アルカリ性低張性低温泉)。源泉温度30.6℃。湧出量59L/分。PH 7.8。主な成分(イオン濃度:mg/kg、平成17年7月22日付)は、Li 0.0、Na 576.2、K 37.8、NH4 0.0、Mg 7.6、Ca 40.4、Sr 0.3、Ba 0.0、Al 0.0、Mn 0.0、Fe(II) 0.0、Cu 0.0、Zn 0.0、F 1.0、Cl 877.4、Br 3.8、I 0.7、NO2 0.0、NO3 0.0、HS 0.0、S2O3 0.0、SO4 2.3、HPO4 0.0、HCO3 195.4、CO3 0.0、メタケイ酸 50.0、メタホウ酸 0.9、遊離CO2 24.0、遊離H2S 0.0、など、ガス性除く成分総計は1794mg/kg。
 源泉は、加水なし、加温あり、循環ろ過あり、入浴剤なし、塩素消毒ありで、湯は毎日入れ替えている。無色透明無臭の湯は程よい塩味がして、柔らかで浴感は良い。非加熱源泉の注入コックがあり、自由に注入可能である。

コメント:昭和初期に建てられた建物は落ち着いた雰囲気で趣深い。囲炉裏の部屋で食事ができる。聞くところによれば、弘法大師が一晩泊めてもらったお礼に授けた湯だとのことで、「弘法大師の授け湯」として長い歴史を持つらしい。通りすがりに寄るのはもちろん、雰囲気はいいので、一人で世間から隠れるにはいいところ。

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(No.148 1999/10)

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