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貝掛温泉 貝掛温泉館 （湯沢町） Ｃ （泉質Ａ、浴室Ａ、設備Ｄ、眺めＢ）
南魚沼郡湯沢町三俣686 TEL：025-788-9911 営業時間：11:00-14:00 定休日：なし
泉質：ナトリウム・カルシウム-塩化物泉、36.8℃、掛け流し、飲泉可
タオル：なし サウナ：なし 露天：あり 石鹸：あり シャンプー：あり 休憩所：なし 食堂：食事可
http://www.kaikake.jp/ |
 場所：国道17号線を湯沢市街から苗場方面にしばらく進んだ先にある。国道に大きな看板が出ているのでわかりよい。日本秘湯を守る会会員であり、やはり秘湯というべきであろう。国道からの道は短距離ながらも険しい。マイクロバスがかろうじて通れるような、舗装のはげた細い急坂である。すれ違いは全く困難なので、前方をよく見てタイミングをみて進む必要がある。清津川に架かる細い橋（貝掛大橋）を渡った先に旅館がある。国道横の駐車場に車を止め、歩いていっても風流かもしれない。冬場は大変そうである。
料金：入浴は平日1000円（小人500円）、土日は1200円（小人600円）である。タオルなしで、とんでもなく高い。しかも、日帰り入浴は10:30〜13:00に制限されている。ここはゆっくり宿泊すべきなのだろう。なお入館に際しては、宿泊者同様に宿帳に記入させられる。（後日割引の葉 書が送られてくる。）
浴室：室内には浴槽が２つ、大きい方が加熱していない源泉の湯、小さい方が一般的な入浴温度に加熱した湯である。掛け湯の所に飲泉用コップが置いてある。内風呂は落ち着きのあるきれいな浴槽である。ぬるめのお湯にゆっくり浸かり、瞑想に耽るとよい。そして売り物が大露天風呂である。やっぱり２つあって、大きい方が源泉のぬるい湯で、隣に小さい加熱した湯の風呂がある。ここはぬるい方にゆっくり入るべきだろう。木々の緑、鳥のさえずりは風流だが、浴槽の底はぬるぬるで、すべってこわい。露天風呂への入り口の石もぬるぬるですべりやすく、危険である。
泉質：ナトリウム・カルシウム-塩化物泉、源泉温度は36.8度。無色透明だが薄い塩味がする。主な成分は、ナトリウムイオン487.1mg/lg、カルシウムイオン310.1mg/kg、塩素イオン1167mg/kg、硫酸イオン127.3mg/kg、メタ珪酸18.4mg/kg、メタ硼酸25.1mg/kgなど溶存成分合計は2159mg/kgという程良い泉質。眼に効く温泉というのが評判。洗眼すると白内障や眼底出血、眼の疲れに効くという。洗眼の仕方が図示してあった。
コメント：秘湯の雰囲気は味わえるが、日帰り入浴ではコスト的に割が合わない。利用時間を延長してもっとゆっくりできるといいのだが。やっぱり宿泊すべきなのだろう。
（No.125 1999/8、2021/4/4営業時間訂正） |
