毎年冬と夏に恒例の「新潟ジャズストリート」ですが、回を重ねて今回は第40回となりました。今回は昨日と今日の2日間に渡り、12時から23時まで、市内の25か所でライブが繰り広げられました。昨日は所用で参加できませんでしたので、今日だけ参加させていただくことにしました。
ジャズストリートは、1000円の1日フリーパス券で、どの会場も出入りができ、無料会場も設定されていますので、どの会場で何を聴き、どう巡るのか思案するのも楽しみのうちです。
しかし、新型コロナ感染の第7波が急拡大中であり、リスク管理に注意しなければなりませんので、今回も小さな会場は密集・密接を避けるため回避することにしました。
そこで、広い空間で、他者との距離が十分に確保できて、一番リスクが少ないと思われる新潟市音楽文化会館のホールでの公演に絞って参加することにしました。
また、今日は夕方に「東京交響楽団第127回新潟定期演奏会」がありますので、その前の時間を利用しての参加となるため、聴ける公演は限られてしまいます。
今日は、天気予報では天気は良くないはずでしたが、雲は多いものの、次第に青空が広がって晴れ渡り、暑い日曜日になりました。雑務をこなし、猫と戯れ、早めに家を出ました。
早い時間帯ですので、駐車場はガラガラかと思っていたのですが、陸上競技場で陸上競技の県大会が開かれていて、陸上競技場の駐車場は閉鎖され、白山公園駐車場や市役所の駐車場は満車となっており、少し離れたコインパーキングに車をとめました。
上古町でいつもの冷やし中華をいただき、音楽文化会館へと急ぎました。途中の白山神社では祭礼が行われており、多くの露店が出ていて、人出が多かったです。人混みを避けながら早足で通り抜け、汗を拭きながら音楽文化会館に到着しました。
まずは、12時開演の新潟ジュニアジャズオーケストラです。小学校3年生から高校生までで構成されるバンドですが、結成時から何度も聴かせていただいており、子どもたちのほのぼのとした演奏が魅力で、毎回楽しみにしています。
イン・ザ・ムードに始まり、途中アンパンマンマーチを挟みましたが、最後のシング・シング・シング、アンコールのスペインまで、ジャズのスタンダードナンバーで楽しませてくれました。粗削りで、アンサンブルの不安定さはありますが、ジャズの楽しみは、しっかりと伝わってきました。なかなかの演奏だったと思います。
次の公演は15時からですので、りゅーとぴあへ移動して、13時からの東響ロビーコンサートを聴き、再び音楽文化会館に戻りました。
今度は、15時からの敬和学園高校器楽部
Jazz Hornets です。これまで何度か聴かせていただいていますが、毎回素晴らしい演奏で楽しませてくれました。団員によるMCで、少子化の影響で団員が少なくなったと冗談混じりに話していましたが、先ほどのジュニアジャズオーケストラより若干編成は小さかったです。
でも、さすがに高校生のバンドだけあって、安定感を増していました。アンコールでは控えの団員も含めて全員ステージに上がって、シング・シング・シングを演奏して、大きな盛り上がりの中に終演となりました。
次は16時からの B&B Siu☆Star
Jazz Band です。横浜からの参加だそうです。時間がありましたので、リハーサルから聴かせていただきました。
さすがに大人のバンドですので、高校生とのレベルの違いは明らかでした。どういうバンドなのか、全く存じ上げませんでしたが、さすがに横浜から来られただけあって、素晴らしい演奏に、安心して身を委ねて楽しませていただきました。
曲目もジヤズナンバーにとどまらず、多彩な曲で楽しませてくれました。最後までしっかりと全部聴きたかったのですが、東響新潟定期の開演時間が迫っていましたので、途中で退席させていただきました。演奏された各曲の重要部分は、リハーサルで聴かせていただきましたので、全部聴いたようなものですね。
ジャズストリートは23時まで続きますが、私はここで終わりです。限られた時間でしたが、ビッグバンドを3つ聴くことができて良かったです。また、次回を楽しみにしたいと思います。
(客席: 、1日フリーパス:¥1000) |