東響ロビーコンサート ヴァイオリン&チェロ二重奏
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2019年3月31日(日) 13:00 新潟市民芸術文化会館 コンサートホール・ホワイエ
 
ヴァイオリン:清水泰明
チェロ:西谷牧人
 


メドレー
  アイルランド民謡(西谷牧人編):イントロダクション
  ジロー(清水泰明編):パリの空の下
  清水泰明:インタールード
  西谷牧人:優駿

西谷牧人:15

清水泰明:不思議な人

西谷牧人:Urban Highway

清水泰明:KODO

清水泰明:Frost Flower

(アンコール)
清水泰明:Carpediem

 今日は久しぶりの東京新潟定期の日。恒例のロビーコンサートを聴かせていただくことにしました。今日は東響以外でも活発な演奏活動をされている清水さんと西谷さんによるヴァイオリンとチェロの二重奏です。

 二人は「清水西谷」というユニット名でライブ活動をされており、CDもリリースされています。昨年10月26日には新潟(りゅーとぴあ・スタジオA)でもライブを行ったのですが、平日開催のため仕事で行けず、残念に思っていました。そんなときに今回のロビーコンサートに出演されることを知り、是非とも聴かねばと思っていました。

 実は11時から、家からも近い西区の越後森林館で、チェロの黄原さんとコントラバスの安田修平さんのコンサートがあり、そちらにも行きたかったのですが、移動時間を考慮しますと掛け持ちは難しいと考えられ、そちらは断念しました。
 
 昼食を食べ、りゅーとぴあに着きますと、ちょうど二人が入場するところで、正にグッドタイミングでした。二人の人気のためか、いつもより聴衆がかなり多いように感じました。

 最初は二人の編曲・作曲による小品4曲をメドレーで演奏し、以後オリジナル曲を曲目紹介を交えがら演奏しました。

 まず、ヴァイオリンとチェロが音量豊かにホワイエに響き渡り、その豊潤なサウンドに驚きました。床に座って聴いていたせいもあるかも知れませんが、ホワイエの響きの良さと相まって、包み込まれるような感覚を覚えました。

 曲もしゃれていて、かっこいいものでした。西谷さんの曲は躍動感に溢れ、清水さんの曲は叙情的でメロディラインが美しく、しっとりと聴かせました。

 クラシックの枠を超えて活躍する二人の作曲家としての才能と、パフォーマーとしての素晴らしさに感嘆し、このような才能溢れる音楽家集団が東響ということを考え、改めて東響の素晴らしさを再認識しました。

 アンコールを演奏して終演となりましたが、期待にたがわぬ演奏に感激し、楽しいひと時を過ごすことができました。今後更なる活躍を祈念し、次の予定がある音楽文化会館へと急ぎました。

 

(客席:正面左寄り後方、無料)