311 児玉 桃、広瀬悦子
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2017年4月30日(日) 11:15 新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
 
児玉 桃(ピアノ)
広瀬悦子(ピアノ)
:
ブラームス:ハンガリー舞曲集 から
         第1番、第2番、第3番、第4番、第5番、第6番

ドヴォルザーク:スラブ舞曲集 から
         第1番、第4番、第8番

チャイコフスキー/ドビュッシー:バレエ音楽「白鳥の湖」(2台ピアノ版) から
         ロシアの踊り、スペインの踊り、ナポリの踊り

(アンコール)
ドヴォルザーク:スラブ舞曲 第2番
 
 
 

 能楽堂からコンサートホールに移動して、児玉桃さんと広瀬悦子さんの公演です。これからの公演はセット券を買っていますので、毎回同じ席です。今回も昨日に続いてDブロックですが、最前列中央となりました。

 この公演は当初、児玉桃、児玉麻里の姉妹デュオでの予定でしたが、児玉麻里さんが、どういう事情かは説明がありませんでしたが出演できなくなり、急遽広瀬悦子さんに変更になりました。
 そのため、曲目もかなり変更されました。しかし、準備が間に合わなかったらしく、配布されたプログラムは変更前のままになっており、曲目変更を知らないで戸惑っていた人も多かったようです。

 お二人とも鮮やかなピンクのドレスで登場し、セクシーな容姿に、煩悩だらけのジジイはうっとりしていました。ハンガリー舞曲、スラブ舞曲は連弾(1st:広瀬、2nd:児玉)で演奏し、急こしらえのデュオとは思えない息の合った演奏で、楽しませていただきました。譜めくりの男性はどこかで見たような・・・。

 ピアノがもう1台準備され、今度は「白鳥の湖」の2台ピアノ版(1st:広瀬、2nd:児玉)です。当初は「くるみ割り人形」を6曲演奏するはずでしたので大きく変更されました。連弾と違って、2台ピアノ版は難しいのでしょうか。
 演奏はそんなことは感じさせないもので、雰囲気の違う3曲を生き生きと演奏し、さすがに百戦錬磨のベテランですね。
 なお、2台ピアノということで、男の譜メクリストのほかに、もう一人の女性譜メクリストが児玉さんに付きましたが、この方もどこかで見たような、聴いたような・・・。おお・・、こんな重鎮が・・・。

 大きな拍手は鳴りやまず、アンコールに連弾でスラブ舞曲第2番を演奏して終演となりました。妖艶さあふれる二人から繰り出される色彩感豊かな音楽に、心躍るひと時でした。

 
(客席:2階D1-15、¥1500)