東響新潟定期の日恒例のロビーコンサートです。今回は東響が誇るイケメン奏者による弦楽五重奏です。当初ヴィオラは青木篤子さんの予定でしたが、多井さんに変更になり、男5人となりました。アシスタント・コンサートマスターの田尻さん、セカンド・ヴァイオリン首席の清水さん、ヴィオラ次席の多井さん、チェロ首席の西谷さん、そしてコントラバス次席の北村さんの5人です。
まずは挨拶代わりにビートルズを1曲。弦楽の美しいハーモニーが残響豊かなホワイエに響き渡りました。ここで西谷さんの挨拶かあり、西谷さんの曲目紹介で演奏が進められました。
2曲目はS&Gの名曲をしっとりと情感豊かに演奏しました。清水さんの素晴らしい編曲と東響トップ奏者の美しいハーモニーと相まって、うっとりと聴き入りました。
続いては、西谷さんと清水さんのオリジナル曲を交互に2曲ずつ演奏しました。二人はユニットを組んで自作曲を演奏する活動をしているそうで、CDも出しているそうです。その中の曲が演奏されました。
西谷さんの15は、7拍子と8拍子からなるリズムが心地よく、非常にかっこ良い曲です。次の清水さんのEXCEEDは、葉加瀬太郎の新曲と言われても信じてしましそうなノリノリの曲で、思わず体でリズムを取ってしまいそうでした。
次の西谷さんのGreen Windは、鳥のさえずりが聞こえたりして、自然を感じさせる美しい曲でした。そして最後の清水さんの光明も心に染みるような曲で、感動をもたらしました。
アンコールは清水さんが作曲し、小柳ゆきさんの歌でヒットした名曲のリメインが演奏され、感動の中に終演となりました。
演奏もさることなから、作曲家としての能力にも感銘し、東響メンバーの懐の深さと才能の豊かさを再認識しました。
(客席:正面後方、無料) |