313 富田沙緒里、前川健生、小鉄和広、芦沢真理、倉岡智一
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2015年5月10日(日) 15:00  新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
 
ソプラノ:富田沙緒里
テノール:前川健生
バス:小鉄和広
ピアノ:芦沢真理
衣裳・衣裳解説:倉岡智一
 
オペラ・ド・パシオン〜豪華な衣裳で情熱のオペラ・コンサート


ヴェルディ:「椿姫」より アルフレードのアリア「燃える心を」
グノー:「ロメオとジュリエット」より ジュリエットのワルツ「私は恋に生きたい」
ヴェルディ:「エルナーニ」より シルヴァのアリア「不幸なる我」
ドニゼッティ:「ドン・パスクワーレ」より ノリーナとエルネストの二重唱
         「私を愛するともう一度」
モーツァルト:「ドン・ジョバンニ」より ツェルリーナとジョヴァンニの二重唱
         「あちらで手を取り合って」
チレーア:「アルルの女」より フェデリコの嘆き「ありふれた話」
プッチーニ:「ジャンニ・スキッキ」より ラウレッタのアリア「私のお父さん」
ヴェルディ:「椿姫」より ヴィオレッタとアルフレードの二重唱「乾杯の歌」
 
 
 次はコンサートホールでのオペラ・コンサートです。客の入りはこれまで同様にほどほどというところです。ステージにはピアノがあるだけで、がらんとしていて少し殺風景です。

 「豪華な衣装で情熱のオペラ・コンサート」と題されていて、文字通り豪華なステージを期待していましたので、ちょっと拍子抜けというのが正直な感想です。

 出演者の衣裳をこの公演のために作ったというのが売りのようです。美しい富田さんのドレスは確かにきれいでしたが、豪華なのはそれだけで、ステージ全体としましてはそれほどの豪華さはなく、小鉄さんにだまされたという印象です。

 衣裳に関する解説があり、それは面白かったですが、期待が大きかった分、欲求不満は否めません。ビジュアル的には豪華というよりは質素でしたが、各歌手の歌声はすばらしく、オペラコンサートとしては楽しめました。
   

(客席:2階D1−15、¥2000)