東響ロビーコンサート
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2015年5月17日(日) 13:00  新潟市民芸術文化会館 コンサートホール ホワイエ
 
Vn1:水谷 晃、Vn2:木村正貴、Va:青木篤子、Vc:西谷牧人
 


モーツァルト:弦楽四重奏曲第21番 ニ長調 K.575
          「プロシャ王 第1番」

 
 
 
 穏やかな日曜日。上古町の楼蘭で冷やし中華(大盛り880円)を食べ、ゆっくりと歩いて会場入り。床に座って開演を待ちました。知った顔もちらほら。いつもより客も多いように思いました。

 今日は、東響が誇る弦楽奏者による弦楽四重奏です。コンサートマスターの水谷さんの挨拶と曲目解説の後に演奏が始まりました。定期の演目の「パリ」の調性がニ長調なので、同じニ長調のこの曲を選んだそうです。

 水谷さんのリードで、流麗に、よどみなく流れる音楽を聴かせていただきました。チェロ奏者であるプロシャ王に献呈された曲だそうで、チェロが活躍する場面が多く、テクニックも要求されると水谷さんが解説していましたが、西谷さんのチェロが良いのは言うまでもありませんが、ヴァイオリンもヴィオラも素晴らしかったです。

 残響豊かなホワイエが、絶妙のハーモニーの弦楽四重奏を美しく味付けし、音楽を引き立てていました。どんな楽器の演奏でも美しく響かせるホワイエは、演奏場所として最高ですね。このような豊かな響きを聴けるのは、他には朝日酒造のエントランスホールくらいしかないでしょう。

 ということで、音楽的にも、音響的にも最高の演奏を無料で聴かせていただいて、有意義な時間を過ごすことができました。こんな素晴らしいコンサート聴かないなんてもったいなく感じます。多くの人に楽しんでもらいたいですね。
 
   
(無料)