第25回新潟ジャズストリート
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２０１５年１月１7日（土）　　　新潟市内各所
12:00　IKARASHI B☆B JAZZ　　（音楽文化会館ホール） 13:00　ミルフィーユ　　（音楽文化会館練習室13） 13:30　新潟ジュニアジャズオーケストラ　　（音楽文化会館ホール） 15:00　君英夫クワルテット＋星とよ子　　（ジョイアミーア） 16:30　敬和学園高等学校 Jazz Hornets 　　（音楽文化会館ホール）
山沿いは大雪となっていますが、海岸部は比較的穏やかな日となり喜んでいたのですが、だんだんと強風が吹き荒れ、吹雪となってしまいました。 　こんな日ではありますが、毎年冬と夏の2回開催されている恒例の「新潟ジャズストリート」に行ってきました。回を重ねて、今回は25回目です。たくさんの公演が市内の各所で開催され、どれを聴くべきか頭を悩ませてしまいます。 　パンフレットを眺めても、どこに行ったら良いか悩ましいので、音分を中心に聴くことにしました。白山公園駐車場に車をとめ、りゅーとぴあを覗いてみましたら、オバサマ方の長い開場待ちの行列ができていました。今日はコンサートホールで、地元の人気三味線奏者のコンサートがあったのです。賑わって何よりと思います。 　音分に着きましたら、ホールではすでに「IKARASHI B☆B JAZZ」の公演が始まっており、子供たちの初々しい演奏に拍手を贈りました。オケで言えば、新潟市ジュニアオーケストラ教室のA合奏という感じで、ほのぼのとした演奏で、楽しませていただきました。 　続いては、1階に降りて、練習室13で開催された「ミルフィーユ」の公演を聴きました。伊奈るり子（Cl）、大越玲子（per）、倉澤桃子（マリンバ）、北村さや花（Fl）、真水京子（Tp）、藤田佳奈（Pf）というクラシック界でもお馴染みのメンバーによる演奏でした。 　いきなりのスネアドラムのデュオで驚かせ、いろんな楽器の組み合わせで演奏が進められました。ずっと聴いていたかったのですが、次がありましたので、途中で退席しました。 　次は再びホールに上がって、「新潟ジュニアジャズオーケストラ」です。ジュニアオケ、ジュニア邦楽合奏団、ジュニア合唱団と、新潟のジュニアをこよなく愛する私は、当然ジュニアジャズオーケストラも応援しています。 　2013年1月の第21回新潟ジャズストリートでのデビュー公演も聴いていますが、最初から良い音を出していて感動しました。今日も期待を裏切らない良い演奏をしていました。特に可愛いらしい団長さんは、終始楽しそうに演奏し、団員を鼓舞していたように思います。トランペットのソロ良かったです。 　続いて、吹雪の中、東堀のジョイアミーアまで歩いて、「君英夫クワルテット＋星とよ子」の公演を聴きました。関係者とちょっとした縁があり、昨年2月にリリースしたＣＤをいただいたりしていましたので、この公演は外せないと思っていました。 　会場に着きますと広い店内ですが、客席はぎゅうぎゅう詰めで、立ち見も多数という大盛況でした。コーヒーでも一杯と思いましたが、混み合っていて断念しました。 　これまで聴いたジュニアとは違って、こちらはシニアです。同じメンバーでの演奏歴も長く、ジャズストリートも第1回より毎回出演されています。 　さすがに年輪を重ねられた落ち着きのある演奏で、洗練された大人のジャズを聴かせていただきました。ピアノ、ベース、ギター、ドラム、どれもが素晴らしく、包み込まれるようなサウンドに聴きほれていました。 　その後赤いベストが麗しい星さんが登場。まだ外は明るいですが、歌が加わりますとムード溢れる大人の時間という雰囲気で、アルコールがほしくなります。星さんのハスキーな歌声とクワルテットの皆さんの演奏が見事に融合し聴衆を魅了しました。 　最後まで聴きたかったのですが、2時間の公演でしたので、全部は聴けず、前半で退席させていただき、再び音分へと猛吹雪の中、早足で急ぎました。 　次は、以前も聴いて感動した「敬和学園高等学校 Jazz Hornets」です。昨年の全国大会で2点差で2位という実力をまざまざと披露してくれました。3年生は抜けているものと思いますが、それでも格の違いを感じさせました。 　楽しそうに指揮をする先生に導かれ、団員の演奏もノリノリ。先生も1曲サックスのソロを演奏しましたが、これがまた凄い演奏。良い指導者に恵まれたものです。 　10年の歴史とのことですが、高校生でこれほどの演奏をするなんで、新潟の子供たちもたいしたものですね。 　公演は夜の11時まで続きますが、私の予定はここでおしまいです。年に2回もこういうイベントを長く続けているのは素晴らしいことです。ジャズの街新潟を全国にも発信しましょう。 　 　 　 （1日フリーパスチケット、\1000）