新潟市ジュニア合唱団 第24回定期演奏会
←前  次→
2014年7月20日(日) 14:00  新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
 
指揮:海野美栄
ピアノ:斎藤愛子  オルガン:山本真希
 

第1部 クラシック (オルガン:山本真希)

  ペルゴレージ:スターバト・マーテル より

    悲しみにくれる聖母たたずみ〜いずこにいよう〜我が心燃やしたまえ〜
    願わくば、聖母よ〜肉体の死するとき

(休憩10分)

第2部 たのしいうた&ポピュラー (ピアノ:斎藤愛子)

  ビートルズ1966 〜ビートルズから見たニッポン!〜

    夜明けのスキャット、オリバーのマーチ、はさみとぎ、おしゃべりあひる
    トトトのうた、ちびっこカウボーイ、地球を7回半まわれ
    春の小川、おぼろ月夜、夏は来ぬ、たきび、雪、かくれんぼ
    パフ、オブラディ オブラダ、Girl、抱きしめようよ、ミッシェル〜イエスタデイ
    Help!、Let it be、ヘイ・ジュード

(休憩15分)

第3部 合唱ミュージカル (ピアノ:斎藤愛子)

  青井陽治・作詞/小六禮次郎・作曲:「合唱団物語」

    山の朝〜早起き、ランランランニング〜食事当番、宿題〜成績悪いと
    歌があるから、劣等性でも、パート練習〜先生ステキ、最後の合宿
    昼休み、私の音楽、燃えろファイヤー、さよなら、私の音楽
  
 
 
 新潟の宝、ジュニア合唱団。春のスプリングコンサートと夏の定期演奏会は、毎年欠かさずに聴かせていただいております。汚れきった私の精神を浄化するには、ジュニア合唱団の歌声は欠かせません。

 新潟ジャズストリートでのジュニアジャズオーケストラの感動が冷めやらぬ中、今度はジュニア合唱団です。続けて聴けるなんて、ラッキーです。開場待ちの列に並んで、Cブロック前方に席を取りました。

 最初の第1部は、山本さんのポジティブオルガンの演奏とともに、スターバトマーテルがしんみりと歌われました。澄みきった合唱の歌声がホールに響き、聖堂の中にいるかのように感じました。この1曲で、精神の汚れがかなり取れたのではないでしょうか。

 続く第2部は、荘厳な第1部とは打って変わって、ジュニアらしい楽しい歌の数々です。ビートルズが来日した1966年にちなんだ曲やビートルズナンバーが歌われました。ダンスを交えた歌声は、これぞジュニア合唱団という内容で、大いに楽しめました。

 そして第3部は、恒例のミュージカルです。歌も演技も素晴らしく、感動の中に終演となりました。最後の歌では、思わず目に涙がこみ上げてきました。

 毎年のことながら、どうしてこんなに感動できるのでしょう。まさにジュニアマジック。これが楽しみで毎回駆けつけています。海野先生の指導のなせる業なのでしょうが、ピアノの斎藤さんの素晴らしさも賞賛すべきでしょう。

 終演は4時を大きく超えて、内容豊富な、充実したコンサートでした。やっぱりジュニアっていいですねえ・・・。
 
   
(客席:C4−5、無料)