神奈川大学吹奏楽部 2014 新潟特別公演
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2014年5月31日(土) 13:00  新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
 
指揮:小澤俊朗
 

古関裕而東京オリンピックマーチ

小川清茂:吹奏楽のための木挽歌

兼田敏:シンフォニックバンドのためのパッサカリア

真島俊夫:ニライカナイの海から

(休憩15分)

2014年度全日本吹奏楽コンクール課題曲
  1.最果ての城のゼビア
  2.行進曲「勇気のトビラ」
  3.「斎太郎節」の主題による幻想
  4.コンサートマーチ「青葉の街で」
  5.きみは林檎の樹を植える

ルイ・プリマ:シング・シング・シング

ルロイ・アンダーソン:クラリネット・キャンディ

ヴィム・ラーゼロムス:マジック・スライド

エルガー:威風堂々 第1番

(アンコール)
ベイブリーズ
もう1曲マーチ
 
 
 5月というのに真夏のような陽気が続き、早くも夏ばてしそうです。昨夜は某温泉で宴会があり、そのまま泊まって帰宅。一休みして、このコンサートに出かけました。

 神奈川大学がどうして新潟でコンサートをやるのか不思議でしたが、そういえば、先日は東海大学も新潟でコンサートやっていましたね。何はともあれ、吹奏楽コンクールで金賞が大学最多の25回というハイレベルな演奏を楽しもうということで期待しました。

 会場には、吹奏楽をやっていると思われるたくさんの中高生が来られていて、ぎっしり。3階席正面に何とか席を見つけて着席しました。学生さん、それも女学生が多いため、ホール内は若さでいっぱい。客の平均年齢はかなり低いことでしょう。高齢化進むクラシックコンサートとは大違いです。

 神奈川大学副学長の挨拶の後、演奏が開始されました。最初は、P席のファンファーレ隊による東京オリンピックファンファーレに続いて、東京オリンピックマーチが演奏されました。ホールが響きすぎた感はありますが、さすがに良くしまった演奏でした。

 その後は団員の司会で演奏が進められました。いずれも、いかにも「吹奏楽」というきちっとした演奏で、会場にいた学生さんたちには良い模範になったものと思います。 

 P席に沖縄楽器を配して演奏された「ニライカナイの海から」は、この楽団のための委嘱作品だそうで、沖縄の海を感じさせる良い演奏でした。3階最後方にもバンダが配されて、迫力ある演奏に感動しました。

 後半最初は、今年のコンクール課題曲が演奏されました。小澤さんの解説入りで全5曲が演奏されましたが、コンクールを目指す学生さんたちは真剣に聴いていました。

 その後は楽しいナンバーが演奏され、会場を和ませました。新潟出身の6人の団員の紹介とトークがあった後、威風堂々を演奏。そしてアンコールを2曲演奏して終演となりました。

 さすがに学生バンドの雄だけあって、質の高い演奏を聴かせてくれました。明日は金沢公演が予定されています。遠征ご苦労様です。
   
   
(客席:3階 I 3−10、\1500)