午前に引き続いて、本日２度目の香港シンフォニエッタです。今度もやっぱり与えられた席は１階です。

　例によって楽員は三々五々ステージに現れて音出しをしています。開演時間となり、拍手の中コンマスが出てきてチューニング。これが香港流なのでしょうか。

　ウィンシーさんの軽快な指揮により、日頃聴く機会のない交響曲第23番が演奏されました。なかなかいい曲だと思っているうちにすぐに終わってしまうような短い曲でした。

　続いてはポラトを迎えてピアノ協奏曲。曲そのものがシンプルなのでしょうが、爽やかな、春風が吹きぬけるような演奏でした。コンサート疲れがたまってきており、うっとりというよりは、ぼーっとしながら聴いていました。
　　　

（客席：１階１３−２８、2000円）