プロジェクト・リュリ 第6回演奏会 フランソワ・クープランを巡って vol.4
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2013年10月20日(日) 14:00  だいしホール
 
Project Lully ヴァイオリン:佐野正俊、ヴィオラ・ダ・ガンバ:中山 徹、チェンバロ:師岡雪子
友情出演   ソプラノ:風間左智、ヴァイオリン:庄司 愛
 


オトテール:トリオソナタ ロ短調 (佐野、庄司、中山、師岡)

クープラン:「趣味の和、または新しいコンセール」より 第5番 
(佐野、中山、師岡)

コレルリ:ラ・フォリア 
(庄司、中山、師岡)

(休憩15分)

クープラン:ルゾン・ド・テネブ レ第2番 
(中山、師岡、風間)

クープラン:「パルナッス山、またはコレルリ賛」 
(佐野、庄司、中山、師岡、風間)

(アンコール)
シャルパンティエ:クリスマスカンタータ (?) 
(佐野、庄司、中山、師岡、風間)
J.S.バッハ:G線上のアリア 
(佐野、庄司、中山、師岡)
 
 

 精力的に活動されている古楽アンサンブル「プロジェクト・リュリ」の演奏会です。出演のN先生よりお誘いを受け、毎回楽しませていただいております。今日もたくさんのコンサートが重なっていますが、このコンサートに駆けつけました。

 今日は天候がすぐれず、あいにくの日曜日となりました。心ウキウキとはいかず、気温も低く、ちょっとブルーな気持ちで、雨の中だいしホールへと向かいました。

 N先生に挨拶して、開場後1番目に受付していただきました。客の入りは例年通りでしょうか。

 古楽やバロックに疎い私は、クープランやコレルリという名前は知っているものの、どれも初めて聴く曲ばかり。300年前にタイムスリップして、まさに宮廷に居るかのように、優雅なひとときを過ごしました。各奏者の素晴らしい演奏のほか、切々と歌う風間さんの歌声も胸に響きました。

 アンコールの最後に、先頃亡くなった、このコンサートにも出演されたことがあり、リコーダー奏者・チェンバロ製作者として活躍されていた柴田雄康氏を偲んで、G線上のアリアが演奏されましたが、師岡さんが泣かれていたのが印象的でした。

 賑やかなオーケストラが好きな私ですが、たまにはこういう音楽も良いですね。見識を深めねば・・・。
  


(客席:E-6、¥1000)