ニューイヤー・オルガン・ワンコイン・コンサート
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2013年1月13日(日) 11:30  新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
 
オルガン:川越聡子
ナビゲーター:山本真希
 


J.ヒメネス:第6旋法によるバッターリャ

J.S.バッハ:G線上のアリア BWV1068/2 (連弾)

W.A.モーツァルト:アイネ・クライネ・ナハト・ムジーク ト長調 K.525 より 第1楽章 (連弾)

J.S.バッハ:主よ、人の望みの喜びよ BWV147/10

D.ブクステフーデ:暁の星のいと美しきかな BuxWV223

P.チャイコフスキー:バレエ組曲「くるみ割り人形」より 「花のワルツ」 (連弾)

L.ボエルマン:「ゴシック組曲」より 「聖母マリアへの祈り」

L.ヴィエルヌ:オルガン交響曲 第1番 第6楽章「終曲」

(アンコール)ドレミの歌 (連弾:足のみ)


 
 
 

 新年最初のコンサートは先週の「アンサンブルベガのニューイヤーコンサート」でしたが、今日はオルガンによるニューイヤーコンサートです。実は水曜日にウインナワルツのニューイヤーコンサートもあったのですが、仕事で行けませんでした。もう1月も半ばですから、このコンサートでニューイヤー気分もおしまいにしましょう。

 さて、毎年恒例のニューイヤー・オルガンコンサート。500円というワンコイン料金で、小学生以下は無料。スクリーンに映し出される演奏風景、連弾など、通常のリサイタルでは味わえない気楽さと楽しみが魅力のコンサートです。毎回ゲスト奏者を迎えるのも魅力です。昨年は仕事で聴きに行けませんでしたので、今年は是非聴きに行こうと楽しみにしていました。

 連日の寒波で寒い日々が続いてうんざりの毎日でしたが、昨日から雪でなく雨が降り、今朝の冷え込みも厳しくありませんでした。小雨が降って天候こそすぐれませんが、大雪でないだけありがたいです。

 通常のワンコイン・コンサートと同じ11時半開演という絶妙の時間。コンサート終了後にゆっくりと昼食が取れて良いですね。11時過ぎにホールに行くと家族連れで賑わっていました。1階席後方から2階席、3階席正面はかなりの客の入りで、通常のオルガンコンサートでは考えられない入りです。私は3階Jブロックに席を取りました。

 クリーム色の衣裳の川越さんが登場して開演です。最初はスペインの曲で、スペイン製のりゅーとぴあのオルガンにピッタリ。水平トランペットが華やかに鳴り、色彩感豊かな演奏でした。

 その後、黒い衣裳の我らが山本さんが登場し、司会進行と連弾での演奏と、大活躍でした。ちょっと明るさと元気さのある川越さん、落ち着いてゆったりとした山本さんの対比が面白かったです。

 演奏もさることながら、山本さんの語りも素晴らしく、多彩な演目で楽しませてくれました。アンコールは足鍵盤だけでの演奏で驚かせてくれました。譜めくりの女性が手拍子を促し、盛り上がって終演となりました。

 日曜日の昼の1時間を楽しく過ごせて良かったです。山本さんが、「オルガンを初めて聴く人は拍手を」と話したときに、かなりの人が拍手していました。こういう機会に、りゅーとぴあのオルガンと親しみ、今後も足を運ぶきっかけになってくれればいいなあと感じました。

 外に出ると小雨が降り続いていました。雪でないだけ良いですけれど、青空が見たいなあ・・・。
 

(客席:3階 J3−14、会員割引:自由席:450円)