ラ・フォル・ジュルネ新潟2012
313 横坂源、ムジカ・ヴィーヴァ、アレクサンドル・ルーディン
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2012年4月29日(日) 16:15  新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
 
チェロ:横坂 源
管弦楽:ムジカ・ヴィーヴァ
指揮:アレクサンドル・ルーディン
 


チャイコフスキー:組曲「眠りの森の美女」 op.66a

チャイコフスキー:弦楽セレナード ハ長調 op.48

チャイコフスキー:ロココ風の主題による変奏曲 op.33

(アンコール)
 鳥の歌
 
 
 
 曲目的には名曲コンサートで魅力はありませんが、新潟が誇る若き俊英、横坂源さんの出演ということで聴くことにしました。

 最初は「眠りの森の美女」。ムジカ・ヴィーヴァの手馴れた軽快な演奏は心地よかったです。続く弦楽セレナードも良かったのですが、ちょっと元気が良すぎたかも。少ない弦で、フルオケ並みの演奏をこなしてきたので、このような小編成の曲でも元気さが垣間見え、繊細さは少なかったかもしれません。でも、十分に楽しめました。

 そして、横坂さんが登場して、ロココ風の主題による変奏曲です。この曲、昨日の「0才からのコンサート」で、ルーディンさんの弾き振りで演奏されていますが、赤ちゃんが泣き叫ぶ中での演奏に関わらず、しっかりとした演奏を聴かせてくれました。
 数々のメジャーコンクールの優勝歴を誇るルーディンさんと十分に渡り合える演奏だったと思います。何より音がきれいでした。

 オケも地元ということを知ってか、盛り上げてくれていました。アンコールはチェロパートの応援を得て、「鳥の歌」が演奏されましたが、しっとりと泣かせる演奏でした。
 
 
(客席:1階15-37、¥2000)