新潟市民吹奏楽団第82回定期演奏会
  ←前  次→
2011年11月20日(日) 14:00  新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
 
指揮: 渡辺英雄
司会: 近藤京子
 
第1部:クラシックステージ

リード:吹奏楽のための第2組曲「ラティーノ・メキシカーナ」

グリエール(石津谷治法・編):バレエ組曲「青銅の騎士」より
   元老院広場にて〜パラーシャ〜踊りの情景〜偉大な都市への賛歌

(休憩15分)

第2部:ゲストステージ

味方小学校金管部
  水口透:「GoGoブラス!」より フィナーレ
  ストラッチャン:「THE ZOO BALL」より モンキー・スウィング
  ジョーダウン:越後南区大凧のまち

新通ジュニアウインドアンサンブル(新通小学校)
  リード(ストーリー・編):ロシアのクリスマス音楽
  宮沢和史(小島里美・編):風になりたい

(休憩10分)

第3部:ポップスステージ

ガーシュウィン:ストライク・アップ・ザ・バンド

木原塁・編:K-POPメドレー〜Girls編〜
    Gee〜GENIE〜ミスター〜ジャンピン

真島俊夫:サンバ・エキスプレス

森田一浩・編:パイレーツ・オブ・カリビアン・メドレー
    黄金のメダル〜ジャック・スパロウ〜ディヴィ・ジョーンズ〜彼こそが海賊

(アンコール)
渡る世間は鬼ばかり
マル・マル・モリ・モリ!
 
 

 最近毎年聴いている新潟市民吹奏楽団。演奏の良さもありますが、私の楽しみは、ゲストステージでの子供たちの演奏です。毎回子供たちから元気をもらえるので、年末を乗り切るためにも聴かねばなりません。今回の指揮はいつもの竹内先生ではなくて、渡辺先生に代わり、どんな演奏になるのかも興味がわきました。

 某所で久しぶりにラーチャンを食べ、会場入り。3階は使用されませんでしたが、ほどほどの入りでしょうか。乳幼児が多く、演奏中も泣き声がうるさかったのが残念でした。

 第1部は分厚いサウンドで、ホールいっぱいに音が響き渡り、良い演奏でした。大編成で音量も豊かであり、迫力満点。残響豊富なホールのおかげもあって、粗が感じられず良かったと思います。

 第2部は子供たちのステージです。味方小学校の金管部(味方金管バンド:AKB)は、いかにも小学生というようなほのぼのとしたもので、元気いっぱいで良かったです。
 新通ジュニアウインドアンサンブルは小学生の演奏とは信じられない純然たる吹奏楽であり、立派な演奏に驚きました。実は私の末娘も小学生の頃にここに入っていて、私が吹奏楽を聴くようになったきっかけになりました。当時から、指導者に恵まれて高水準の演奏をしていましたが、さらにレベルアップしているようです。たいしたものです。

 第3部は賑やかなステージで、楽しく演奏が進められました。しかし、あくまでも吹奏楽であり、節度ある演奏でした。もっと遊び心があっても良いかなとは思いましたが、これはこれで良かったと思います。

 アンコールはいつもの「小さな世界」かと思ったのですが、「マルモリ」でした。ミラーボールが輝き、P席の子供たちの歌で盛り上がりました。
  

(客席:2階C4-5、800円)