梅雨が明けたと思ったら猛暑続き。週末は雨の予報でしたが、結局雨は降らず。でも、今日は曇りで、日差しが遮られて、幾分過ごしやすかったように思います。
今日はりゅーとぴあでは朝から新潟県音楽コンクールの本選があり、音楽文化会館ではフルートのコンサートがありましたが、趣向を変えて、アルゼンチン・タンゴのコンサートを聴いてきました。
西川多目的ホールでは定期的に無料のコンサートが行われており、2009年10月にも一度聴いたことがありました。毎年テーマを決めてコンサートをやっているようですが、今年のテーマは「音楽で世界旅行」だそうで、今回はアルゼンチンとのことでした。
家族と昼食をとったあとホールに向かいました。自宅からほど近く、行くには便利です。開演間際に入場したら、客席はかなりの賑わいであり、最後方に席をとりました。
コンサートを企画している平井葉子さんの挨拶のあと、ダンスの山際さんの司会で演奏が進められました。バンドネオンの尾澤さんは新潟に越してくる前は東京で活躍されていたそうで、CDやバンドネオンの教則本も出している実力者のようです。新潟に来てタンゴの演奏者を捜したもののなかなか見つからず、ジャズのベーシストとして新潟では知られた存在の小黒さん、クラシックのピアニストの竹内さんとで、昨年の秋にトリオを結成したそうです。従いまして、尾澤さん以外はタンゴ歴がわずかということになります。
ということで、尾澤さんのバンドネオンがすばらしいのは言うまでもなく、ジャズでならした小黒さんのベースも良かったです。竹内さんのピアノも良かったのですが、若干堅苦しく、流れといいますか、自由さが不足していたように感じました。タンゴを始めてわずかですから仕方ないとは思いますが、これからこなれていくものと思います。でも十二分に楽しむことができました。
新潟にこのようなタンゴトリオができたことはすばらしいと思います。今度ヴァイオリニストも加わって、カルテットとしての活動も予定しているそうです。これからますます活躍されることを祈りたいと思います。
また、リベルタンゴ、ノクトゥルナ、雨過転晴ではダンスも演じられて花を添えました。慣れない司会にダンスにと活躍された山際さんは容姿端麗でお美しかったです。
最後に平井さんが再登場して、ダンスの2人の話がありました。タンゴのサークルをやっていて無料でタンゴの指導をしているとのことでした。
日曜の昼下がりにちょうど良い、肩の凝らないコンサートでした。西川地区公民館の主催で、このようなコンサートが企画されているのはすばらしいことと思います。次回は9月18日(土)14時よりで、「ピアノでショパン コンサート」とのことです。フランス帰りのピアニストとのことですが、いったい誰でしょうね。無料ですから、皆様もどうぞ。
(客席:自由席:無料) |