シンフォニック・アンサンブル・リリック with SAWA QUARTET コンサート | |
←前 次→ | |
2007年3月18日(日)14:00 長岡リリックホール コンサートホール | |
指揮:澤 和樹(澤カルテット) 管弦楽:シンフォニック・アンサンブル・リリック、澤カルテット(大関博明、市坪俊彦、林俊明) ピアノ:安部可菜子 |
|
モーツァルト:交響曲第1番変ホ長調 K.16 シューマン:ピアノ協奏曲イ短調 作品54 (休憩15分) モーツァルト:交響曲第40番ト短調 K.550 (アンコール) モーツァルト:交響曲第40番より第3楽章メヌエット |
|
|
|
新潟市内で興味を引くコンサートがないので、はるばる長岡まで出向きました。春分の日も近いというのに寒波襲来。暖冬になまってしまった体には寒さ身にしみます。小雪混じりの中、寺泊〜与板と、渋滞を避け信濃川沿いに車を進めると、思いの外早く会場に到着しました。この道は明らかに三条・見附を通るより早いです。 1曲目はモーツァルトの交響曲第1番です。期待に反してなかなかの演奏です。よく聴けば、音色、アンサンブルに難がないではありませんが、十分に鑑賞に堪える演奏で、安心して曲を楽しむことができました。この曲を聴くのはおそらく初めてのように思います。3楽章の小品ですが、これを8歳で作曲したなんて、信じられません。緻密な第1楽章に比して、終楽章があっけなく終わってしまうように感じましたが、いい曲だと思いました。 2曲目はシューマンのピアノ協奏曲です。当初ピアノは蓼沼恵美子が予定されていましたが、健康上の理由とのことで、安部可菜子に変更になりました。まだお若いようで、淡いパステルグリーンのドレスがよく似合っていました。演奏は可憐でスリムな容姿に似合わず力強いものでした。オケの頑張りもあって、聴き応えのあるコンチェルトでした。 (客席:自由席:16-11、¥2000) |