東響ホリデーコンサート
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2002年9月23日 新潟市民芸術文化会館 コンサートホール
 
指揮:下野竜也
フルート:藤井香織
 

デュカス:バレエ音楽「ラ・ペリ」よりファンファーレ

デュカス:交響詩「魔法使いの弟子」

イベール:フルート協奏曲 (フルート:藤井香織)

(休憩20分)

フォーレ:組曲「ペレアスとメリザンド」
      1.前奏曲
      2.糸を紡ぐ女
      3.シシリエンヌ
      4.メリザンドの死

ラヴェル:ボレロ

(アンコール)
ビゼー:「アルルの女」よりファランドール


  

 
 

 いつもの東響定期はひとりで行くのですが、今日はファミリー向けのホリデーコンサートであり、久し振りに家族全員で繰り出しました。
 秋も深まり、半袖では肌寒くなりました。16時の開演に少し時間があり、家族で白山公園を散歩しました。実は白山公園内に「クロ」というネコがいて、我が家族のお気に入りなのです。人出が多いためか、少し顔を見せただけで隠れてしまいました。

 さて、会場に赴くと、やや空席が目立つのが残念でしたが、いつもの定期の雰囲気とは違って、和やかな空気です。客席ではどこかの中学生が団体で来ていたのが目立ちました。

 楽員が拍手と共に入場。そして小柄でどっしりした下野さん登場。下野さんといえば、8月のアマチュアオーケストラフェスティバルで新潟に来たばかりです。臨時編成のアマチュアオケをまとめてダイナミックな演奏を披露していましたので今回も楽しみです。

 さて、1曲目、ブラスセクションが起立して「ラ.ペリ」のファンファーレ。ホールいっぱいに響き渡り、これからのコンサートに期待を持たせました。
 2曲目は、指揮者の下野さんによる解説の後、「魔法使いの弟子」。ディズニー映画でもおなじみであり、子供も楽しめた様子。
 次のイベールの協奏曲は、なかなかいい曲ではあったのですが、子供達は退屈した様子。演奏後、下野さんと藤井さんの話があって前半が終了しました。

 休憩の後、フォーレの「ペレアスとメリザンド」。いかにもフランス音楽というチャーミングな曲でうっとりしました。東響の柔らかな響きに感銘しました。
 そして、下野さんの解説があって「ボレロ」。下野さんは新潟に来る前、フランスでこの曲をやってきたとのこと。オケの頑張りがあって大いに盛り上がりました。アンコールは「ファランドール」。エンディングにふさわしい演奏でした。家族も満足した様子で、父としてもうれしいひとときでした。

 ホールを出ると18時を回り、ちょうど夕食時。なかなかいい時間設定です。定期演奏会もいいですが、家族で来れるこういうコンサートを年1回と言わずに開催してもらいたいです。

 家族を自宅に送り、つかの間の休日を終え、職場へと向かいました。
 

(客席:3階 I ブロック 8-25)