2001年 ぎおん柏崎まつり 海の大花火大会 から

2001年7月26日(木)

3尺玉


 毎年柏崎の花火大会の模様をデジカメ写真でご紹介してきました。
    1997年 ぎおん柏崎まつり海の大花火大会(QV-10)
    1998年 ぎおん柏崎まつり海の大花火大会(QV-770)
    1999年 ぎおん柏崎まつり海の大花火大会(DSC-X110)
    2000年 ぎおん柏崎まつり海の大花火大会(DSC-X110)

 今年は、カシオのQV-2800UXでの撮影です。

 
 昨年は、柏崎市市制60周年ということで、最後に尺玉600連発という企画があり、大いに盛り上がりました。今年は長引く不況の影が色濃く、大型花火の数が減り、打ち上げ時間も90分と短くなっています。ブルボン、東京電力とともに、大型花火を提供してきたNECも柏崎からの撤退が決定し、今年が最後となってしまいました。川の3尺:長岡、山の3尺:片貝、そして海の3尺:柏崎、と自負してきた3尺玉も、今年は1発のみです。同じ日の直江津(上越市)では、3尺玉5発が予定されていることを思うと、ちょっと寂しい気分です。ただ昨年の尺玉600連発には及ばないものの、尺玉300連発がせめてもの面目保持というところでしょうか。(→
プログラム
 今年も7時40分の打ち上げ開始に合わせて、シーユース裏の浜辺に赴きました。今回は砂浜の最前部に席を取り、迫力満点であったのですが、近すぎて、カメラのズームを精一杯広角側にしてもカメラに収まりません。右手から、海中空スターマインと小型スターマイン、正面にワイドスターマイン、左にベスビアススターマインと3尺玉、そして単発花火と、眼前180度以上に渡って広がる光の洪水です。

 

単発花火とスターマイン

  
ワイドスターマイン

 
海中空スターマイン

 
尺玉300連発

 毎年恒例のブルボン、植木組等の地元有力企業の花火はダイナミックであり、NECの花火も今年が最後と思うと胸を打つものがあります。東京電力はおなじみのパラシュート花火で会場を沸かせます。そして毎度おなじみ市民一同の花火はやはりすばらしく、柏崎の面目躍如です。海空中スターマイン、ワイドスターマインの同時打ち上げなどという芸当は柏崎なればこそでしょう。この点、長岡や片貝もかなわないところです。そしてフィナーレの尺玉300連発は、昨年の600連発の感動を呼び起こす圧倒的迫力でした。広大な打ち上げ場所を有効に利用し、何カ所もから一斉に尾を引いて打ち上がる様は感動の渦へと誘います。玉の種類、打ち上げ方にも工夫があり、心憎い演出です。さすが片貝煙火工業ですね。

 最初はプログラムを見て、ちょっと心配した私でしたが、すばらしい花火を見せてもらい、感謝感激です。来年はNECが抜けちゃうし、どうなるか心配ですが、新たな発展に期待するばかりです。