オーケストラはキミのともだち | |
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2021年7月31日(土)14:00 新潟市民芸術文化会館 コンサートホール | |
オーケストラ:東京交響楽団 指揮・話:永峰大輔 コンサートマスター:グレブ・ニキティン |
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小室昌広編:ディズニーのメロディによる管弦楽入門 ネッケ:クシコス・ポスト オッフェンバック:喜歌劇「天国と地獄」序曲 より “カンカン” ハチャトゥリアン:組曲「仮面舞踏会」より “ワルツ” 近藤浩治(栗田信生編):「スーパーマリオブラザース」より パデルト:映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」メドレー アンダーソン:ワルツを踊る猫(ワルツィング・キャット) アンダーソン:狂った時計(シンコペーテッド・クロック) スッペ:喜歌劇「軽騎兵」序曲 (アンコール) 久石 譲:「天空の城ラピュタ」より 君をのせて |
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新潟市内の小学校5年生全員が、りゅーとぴあに招待され、コンサートホールで東京交響楽団の演奏を聴くという「わくわくキッズコンサート」が毎年秋に開催され、その内の1公演は「りゅーとぴあ得割コンサート」として一般人も聴くことができ、私も楽しませていただきました。 今日は、11時開演と14時開演の2公演が開催され、プログラムは同じでしたが、11時の回は3歳以上、14時の回は小学生以上を対象ということで、14時の回に参加させていただきました。 ホールに入りますと、子供たちがたくさんおられ、開演を待つワクワク感で満ちていました。日頃の高齢者ばかりのコンサートからは感じられないパワーと生命感を体感できました。サイド席も含めてたくさんの親子客。コロナ禍がうそのようです。 開演時間となり、団員が入場。最後にコンマスのニキティンさんが入場してチューニング。オケは通常の配置で12型、今日の次席は廣岡さんです。 指揮の永峰さんが登場して挨拶があり、1曲目は毎年恒例の「ディズニーのメロディーによる管弦楽入門」です。今年もナレーションは、りゅーとぴあの榎本広樹さんです。 次は、「仮面舞踏会」よりのワルツです。怪しげな照明効果もあって、雰囲気たっぷりに、重厚なワルツで魅了しました。これまで聴いたどの演奏より良かったです。 続いては、往年のゲーム音楽のはしりである「スーバーマリオブラザース」の音楽が、編曲の良さもあって、フルオーケストラで、聴き応えある音楽に生まれ変わりました。現役の子どもたちというより、親の世代には楽しく聴けたものと思います。 続いて、「パイレーツ・オブ・カリビアン」を迫力いっぱいに演奏し、プロのサウンドで、子供たちにオーケストラの醍醐味を知らしめてくれました。 次は、重厚な音楽の後の口直しに、アンダーソンの「ワルツィング・キャット」と「シンコペーテッド・クロック」をユーモアを交えて演奏して、会場を和ませました。 そして、最後は「軽騎兵序曲」を客席の手拍子と拍手を交えて演奏し、大きな盛り上がりの中に、予定のプログラムは終了しました。 永峰さんの流れるような楽しいトークも素晴らしく、子供たちも喜んでくれたものと思います。今日初めてオーケストラを聴いた子どもたちもたくさんおられましたが、オーケストラの素晴らしさを、耳だけでなく、視覚で、肌で感じとってくれたと思います。生演奏の迫力は家庭では味わいようがないですものね。
(客席:2階C2-9、¥1500) |