(1)帽子は安全防具であると考える
帽子をかぶっていることで事故が防げるかといえば、そうとは言い切れないのですが、何かあったときに被害を軽減してくれる可能性があります。私は年に二回ぐらいは助けられています(木の枝にぶつかったりとか)。
ファッションを優先させないで、安全という観点から帽子を選ぶようにします。
(2)保護者が率先して帽子を着用する
子供は保護者の真似をしたがるものです。
保護者が着用していないと子供も帽子をかぶりたがりません。まず保護者が率先して帽子を着用するようにします。
(3)しっかりした素材の帽子を選ぶ
素材がペラペラの帽子では、暑さや寒さはおろか、紫外線さえ防げません。しっかりした素材の帽子を選ぶようにします。
私の考えでは、レインハットによく使われているゴアテックスが最高の素材である思います。しかし苛酷な野外活動をするわけではないので、高価なゴアテックスに別にこだわらなくてもよいとは思います。
厚手のコットン生地であれば十分だと思います。ただし、こまめに洗濯しないと夏場にはカビが生えます(経験談)。
(4)キャップではなくハットにする
紫外線を防止するという意味であれば、つばが前にしかないキャップよりも、周囲につばのあるハットのほうがよいはずです。
しかしチューリップ型のように深くかぶる帽子は、視界を妨げてしまうので、おすすめできないので、ソンブレロタイプで少しつばが広いもののほうがよいかもしれません。
キャップのほうを好むのであれば、かぶらないよりは格段によいので、キャップにします。
(5)帽子の色は明るい色にする
遠くからでも視認できるように、帽子は明るい色にします。
ときどき迷彩色の帽子をかぶらせているのを見かけますが、周囲の景色に紛れてしまっては事故のもとになりかねません。絶対にやめてください。
アスファルトの色が灰色だということを考えれば、同系色の色は避けたほうがよいと思います。運転席からハッキリ確認できないときがあります。
(6)黒色の帽子は避ける
黒色はハチが好む色なので、黒色の帽子を付けているとハチがよってきます。
(7)つばの裏側が黒色になっている帽子を選ぶ
反射光は案外に強いので、反射を抑えるために、つばの裏側が暗い色になっているものを選びます。
逆に言えば、このあたりまで気を遣っている帽子は品質が高いといえます。
(8)あご紐は引っかかると外れるものを選ぶ
帽子が飛ばされそうになったときに手で押さえることで事故につながったり、飛んでしまった帽子を追いかけることで事故にあったりする可能性があります。
そのためにあご紐は必須なのですが、引っかかって首を絞めてしまう危険があります。ですから、引っかかると外れる構造になっている帽子にします。
もしあご紐が付いていなければ、運動帽用のゴム紐が100円均一にあるので、それを付けてください。
外れるようになっていないあご紐は思い切って取り去り、ゴム紐に付け替えてください。
(9)熱中症対策用の帽子とかがあるのだが
それなりに効果はあるのだと思います。しかし考えてもみれば、「熱中症対策」をしなければならない状態の時に、あえて戸外で運動させる必要はないように思います。
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