スプールアンスは、自分の考えを文書化するのが苦手で、文書作成が下手だった。 第5艦隊司令長官時代、その作戦計画書が完璧でで分かりやすかったのはムーア参謀長の力によるところが大であった。 「スプールアンスは人と喋ったり、声を出して考えるとき、一番冴えていたが、自分の決定を文書化することは雑務として嫌い、また下手だった」「(半分本気、半分冗談だが)スプールアンスほどの怠け者を私は見たことがない」(ムーア参謀長によるスプールアンス評)