危険物取扱者試験(特に乙4)の重要施設、移動タンク貯蔵所(タンクローリー)の構造・設備基準です。
---タンク内部の「波よけ板」や「仕切板」、静電気を逃がすための仕組みなどが細かく定められています。
※全体の最大容量は 30,000L(3万リットル)以下
| 対象の設備・項目 | 基準の内容 | 注意点 |
|---|---|---|
| タンクの最大容量 | 全体で 30,000L(3万L)以下。 仕切られた各室は 4,000L以下。 |
数値を再確認。 |
| 安全装置 | 各室のマンホール等には、タンク内の圧力を調整する安全バルブ(常用安全弁など)を取り付ける。 | 「タンク全体に1つ設ければよい」は×。仕切られた部屋ごとに必要です。 |
| 底弁(緊急遮断弁) | 万が一の衝突や配管破損時に、タンク底部の排出口を瞬時に閉じる自動または手動の緊急遮断装置を設ける。 | すべての移動タンクに必要です(引火点100℃以上の危険物のみを扱う場合などを除く)。 |
| 書類の携帯義務 | 運転者は、その車両で運んでいる危険物の「品名・数量・指定数量の倍数」が書られた書類(免状や完成検査済証等含む)を必ず携帯する。 | 構造ではなく運送上のルールですが重要。 |
移動タンク貯蔵所(タンクローリー)は、場所を移動して使う特性上、他の固定された施設(製造所や給油取扱所など)と違って「保安距離」や「保有空地」の設置義務がありません。