アメリカから「寄せ書き」の日章旗を返還 |
靖国神社に奉納 |
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当サイトへのご依頼者のメール
2010年1月29日 管理者殿 (略)
昨日、知り合いのアメリカ人から、
手元に旧海軍の兵隊さんの寄せ書きがあるのだけれど、
できれば身内の方の元にお送りしたいので、力を貸して欲しいと頼まれました。
その方の話では、持ち主はニュージーランドで戦死された
特攻隊の方だったようだと聞いています。
とりあえず、キーワードになる言葉をインターネットで検索したところ、
そちらのホームページにたどり着き、
もしや、故人をご存知の方、または寄せ書きを書かれた方が見つかるのではと思い、
ご連絡させていただいております。
このメールに全体像を撮った写真を添付しました。
寄せ書きは私がお預かりしておりますので、
拡大写真が必要であればいつでもお送りできます。
下に、読み取れる主な方々のお名前を書きました。
もし、お心当たりがありましたら、ご連絡頂ければ幸いです。
ご家族の方も、かなり高齢でいらっしゃると思いますので、
一日でも早く、持ち主をご存知の方を見つけられればと思っております。
突然のメールで大変失礼とは存じますが、
そちらの会員様のお力、お知恵をお貸しください。
手がかりとなりそうなお名前は、以下のとおりです。
海軍中佐 蒔田 義郎(そちらの名簿で同じお名前をみつけました)
海軍技術大尉 久保 純良 海軍技術大尉 近重 八郎
塩山青年会 花坂 〇正 (〇部分が読めません)
寮長 栗田 四郎
78寮長 矢崎 辰男
なにとぞ、お力を拝借したく、宜しくお願いいたします。
ディシピオ 久枝
Hisae Di Sipio
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依頼者からのご報告メール
2010年3月12日 担当者様、 1か月ほど前に、寄せ書きの持ち主探しの件でお世話になりましたディシピオです。 そちらのホームページで紹介をしていただき、ありがとうございました。
その後、教えていただいた「水交会」に連絡をとり、当会の東様のお計らいで、靖国神社に遺品として奉納していただけることになりました。
日章旗の持ち主の日本兵の名前がないため、これ以上の持ち主探しは不可能と判断しました。
アメリカでの調査も並行して行ったのですが、ニュージーランドで戦死されたという話が、実はニューギニアだったこと、特攻隊のパイロットという話が、歩兵というように、だいぶ情報が交錯しておりました。
ニューギニアは終戦直前の激戦地で、そこで亡くなった日本兵は数知れずと聞いております。
寄せ書きの中にもあった「靖国で会おう」の合言葉通り、靖国神社に奉納していただければ、持ち主も喜ぶだろうと思っております。
この度は、私の「持ち主探し」にご協力くださってありがとうございます。
本日、「水交会」に日章旗を送り、肩の荷がおりた気持ちです。
改めてお礼を申し上げます。
ありがとうございました。
ディシピオ 久枝
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